日々のAIルーティンが明かす:インスタとNFTの未知なる世界

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はじめに

更新滞ってましたが、今回の記事では、AI生成画像、ソーシャルメディア、そしてNFT(ノン・フング・トークン)が交錯する新しいデジタル世界でのビジネスチャンスとリスクについて、私自身の体験を交えて語ります。仰々しい書きっぷりが残っている部分はChatGPTと一緒に書いているハイブリッド記事なので編集が足りていない部分だと思います。


日々のAIルーティン:AI生成画像のインスタグラム投稿

コロナ渦と新しい可処分時間

コロナ渦による在宅勤務が始まり、通勤時間がフリーになったことで、新しい可処分時間が生まれました。この貴重な1時間を、何か新しいことに挑戦する「チャレンジ時間」と位置づけ、AI生成画像のインスタグラム投稿に使っています。こちらのブログはその頃初めて、広告がたまに付いたりする記事ができたりしました。

Instagramのアカウントはこちらです。

Midjourneyとの出会い:画像系AI生成ツール

私が使っているのは「Midjourney」という画像系AI生成ツールです。22年夏くらいにちょっと触ってみたものの、ちゃんと使い始めたのは23年春くらいだと思います。このツールの特性として、プロンプトを与えるだけでリアルな画像からアニメ風の作品まで生成できる多様性があり、有料で使った方がオプションの選択幅もあるので今のところメインになってますが、Stable DiffusionもWebUIも安定してるようですし無料サービスや、RunwayAIなどImg to Movなど成長著しい市場なので、決定版というのはまだない印象です。


Instagramに投稿:コメントとDMの傾向

プロモーションビジネスの裏側を知る

画像作品のフィードバックが欲しくて最初はTwitter改めXや、自分のInstagramに載せ始めたのですが、Instagramは自転車(ブロンプトン)で知り合いになった方のフォロワーもいらっしゃいまして、混ぜない方が良さそうだと考え、音楽用に作っておいた別アカウントで画像投稿をし始めました。すると、いいね!やコメントがつき始めるのですが、その中にDMしてくれ!みたいなのがちょいちょい来るようになりました。DMしたらどうなるのかな?とちょっと興味もあったので、送ってみたら、要するにプロモーション支援のサービスへの誘導だったのです。紹介するといってるアカウントは数百万フォロワーがいるアカウントです。聞くと、これらの大手アカウントは、最短2日くらいからお願いできるようでして相場観は一週間で約100ドルを払うことでプロモーション活動をしてくれるようです。正直数百万アカウントいるInstagramアカウントとしては、活発な印象も無かったので、私はこのサービスを利用していませんが、SNS内での新たなビジネスの形を知るきっかけとなりました。

プロモーション提案の落とし穴

私はあくまでDMでどういうサービスなのか?を聞いただけなので詳細を聞けていないというのもありますが、一般に、プロモーションビジネスはその裏には注意が必要な点もありますし、今回のようなサービスであれば実際にどれだけのリーチがあるのか、どのようなフォロワー層に対してプロモーションが行われるのか、事前にしっかりと確認することが重要だとは思います。まぁ聞いたところで教えてくれる感じでもありませんけど。


DM詐欺に近い出来事:ガス代とスリッページの問題

怪しいDMのパターンを見抜く

画像投稿しているとDMが増えます。InstagramはDM機能がFacebook メッセンジャーみたいに充実しててなんなら通話も出来るのでInstagramアカウントだけでビジネス出来る人がいる事も理解できてきました。これは良い経験の方。いろいろくるDMの中で多くはSPAMですが、中にはNFT売ってくれという類も増えてきます。こうした怪しいDMの一つの特徴は、突如として高額なオファーを出してきます。私のような新参者にそこまで高い金額をオファーしてくるはずないわけで売れるなら前から出しているOpenSeaでもオファーが来ていたりするはずなので、大して本気にしないです。でもまぁ中には「ガス代を払ってくれたらすぐに取引を進められる」といったような誘い文句で、あなたを取引に引き込もうとする場合もあると思います。これもものは試しと思ってもう少し掘り下げてみたくなりました。

私がやりとりしたアカウントの人はフォロワーもそれなりに人数がいて中には著名な方もいるような感じでしたので、ポッと出の新アカウントという感じではありませんでした。その際のオファーの内容としては、

  • 結構高額で購入するつもりがある、またはそういう人とのつながりが深い
  • 高額で購入するので先にガス代相当の金額を負担して欲しい。最後にそれ以上の金額を渡す
  • 説明を求めてもそう言うものだ、という説明しかしない
  • 1度支払うと、その後から実はこういうコストが必要になり、追加でいくらか払って欲しい

私は4つめの話のところでだいたいの構造が見えてきて、後は適当に流して、その先の話まではわからずじまいですが、1件話をすると、似たような謎のアカウントから更に連絡が来るようになり、同業者どうしで情報が流通しているのはよくわかります。なので、暗号資産関連に長い人ならある程度知見がある話だと思いますが、アーティスト側で初めて取り組んでいる人も多いと思うのでベタなところから注意点は理解しておいた方が良い気がしました。制作する側であってもNFTなど暗号資産系の知識はしっておいて損はないと思いますし。

被害を最小限に抑える方法
  1. 初対面の相手には過度な信用を置かない
  2. 取引の詳細をしっかりと確認する
  3. 可能であれば、第三者の信頼できるプラットフォーム(例:OpenSea)を使う
  4. walletは公開用と資産管理用など用途をわけて運用する

意外な副産物:フォロワー数の増加

フォロワー増加の分析

前段のDMのやりとりをしている時に、作品は売れないものの、副産物もありまして、フォロワー数が倍くらいに増えてきました。スタートしてそれこそ数十人もいかないようなアカウントから地道に画像投稿だけしていたので、別にフォロワーを買ったわけではないので、色んな方面にアカウント情報が流通したことで単に認知があがったからだと思っています。これはこれで作った画像を投稿するルーティンのおじさんにとっては想定外の効果でした。

このフォロワー数の増加について少し分析をしてみたところ、以下のような点が考えられました。

  1. インスタグラムのアルゴリズム: 多くのDMや「いいね!」が集まることで、投稿が多くの人々に推薦されやすくなったような気がします。とはいえInstagramでもっと上昇するアルゴリズムにのるためにはもっと爆発的な伸びがないといけないはずなので、そうしたループにのっかるには単なる認知の拡大だけじゃ足りないですね
  2. 品質の高いコンテンツ: もちろんMidjourneyで生成した高品質な画像が、新しいフォロワーを引きつけている可能性があります。言ってみれば朝のルーティンで作ってるわけで、参入障壁もすごく低いので、前述のプロモや露出機会の創出の手前の作品作り、そのアカウントが放つオリジナリティーを育てる方が大事なんだと思います。ここはなんちゃってアーティストとしての創造性を高める部分だし、やってて面白いところです。

取引相手の選定:うざいDM対策

OpenSeaとか大手プラットフォームをかませる

DMで毎回同じ質問を受け続けるといい加減、自分の頭でもFAQも出来上がってくるので、プロフィールで修正したり、メッセージをテンプレ化して置いておくとかはやると思います。今のところほぼ100%撃退できているのはOpenSeaで取引しよう、という類です。正直OpenSeaだって完全に安全とは言えません。でもまぁそうした手数料がかかる基盤を使いたくないのは怪しい取引をしたいから、だと考えれば正規のプラットフォームを使って行えない点も納得感あります。それに直接DMでやりとりしても初めての相手は信頼がないから(実際にない)、最初の取引実績を作りましょう!という投げかけはある程度合理性ある提案だと思ってます。

とはいえOpenSeaは評判良くないという声も徐々に増えていたり別のプラットフォームを使って欲しいという言い返しがあったりで対策テンプレートとして完全ではなくなってきたので、ほかのプラットフォームについても、ちょこちょこ試しつつあります。さすがに無料ではなくなってくるのでどこまで本気で遊ぶかだと思います。


まとめ

この一連の新しい可処分時間の活用経験から得た最も重要な教訓は、新しいテクノロジーとそれがもたらすビジネスチャンスには、必ずリスクが伴うということ。普段は会社の仕事でチャンスとリスクについても考える機会は誰しもあるとは思いますが、そことは少し離れた別の分野を応用問題として解く感じなのが楽しいです。

やりすぎるとリスクの方も拡がるのでどこまでにするかの見極めも必要ですが、今のところ有意義な活動だとは思っています。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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