東京からサンノゼまでの9時間をとにかく寝ないで過ごすために映画を見まくった中の1本。泣けました。
感想
もう十分語り尽くされた感があるので感想だけ。
日本とサンフランシスコをミックスさせた都市「奏京」という設定やその映像は21世紀版のブレード・ランナーとも言えるようなSF都市でしたが、シド・ミード氏が描いた2019年のロサンジェルスの退廃したものとは違い、ディズニーがPixarと一緒になり出来上がった背景を踏まえた、温かみのある映像でした。
※ブレード・ランナー、観てない人は是非一度ご鑑賞ください。
その温かさを感じさせるベイマックス自体も身体が風船で覆われたケアロボットという設定ながら、3Dプリンタを使ったアーマーで機能アップしていくなど最近の技術トレンドを踏まえており、現実のちょっと先にある未来を垣間見ることが出来る点がTech系の目線でも楽しめるキャラクター設定を楽しめました。
ストーリー展開は大人も泣ける感じなのですが、昭和なおっさん世代的に言うと「ドラえもん のび太の恐竜」的で泣ける映画でした。何というか心が通い合わないはずの相手と心が通い、最終的にはその相手と離ればなれになってしまう展開は誰にでも同じような経験があり、共感を生みやすいと思いました。
エピソード0
ちなみに主人公のヒロとお兄さんのタダシの関係など映画の背景になっているエピソード0が配信中です。
僕はまだ読んでないけど。
日米の予告編の違い
後で知ったのですが、シナリオはディズニーが買収したマーベルの作品と言う事もあり、元々の原作はアメコミ要素が多かったようです。そこをDisney&Pixarの力でここまでSFファンタジー作品に拡張した点は素晴らしいのですが、予告編を見比べると国によってアピールすべき点に違いがわかるのでおもしろいです。
サントラ、アプリ
さて、映画の音楽もディズニー映画のクオリティで大変良かったです。
映画のサントラ
iOS版のアプリは2種類
最近の映画のお約束となってますが、映画のスマホアプリも配信されています。映画の世界観を拡張する手法としてかなり定番になってますが、特筆すべきはDisney自体が配信元になっているゲームと、2014年末にIPOしたgumiが配信しているものの2種類があります。言うまでも無くDisneyの方が本家と思われますが無料じゃないんですね。
Disney版
gumi版
移動時間に観た映画はまだあるのですが、第1弾の感想文でした。