AI曲のDJミックスを作った話
AI曲のプロジェクトの「NICTIA」の作品を中心に構成したDJミックスをYouTubeにアップしてます。最近配信が開始された自分の「Sunlit Sidewalk」も収録しています。
先日も登場したDJさんをサムネに使おうかと考えましたが、今回は自分のアイコンを埋め込んでおきました。曲の雰囲気としてはプログレッシブハウスのミックスっぽい雰囲気を求めて、それぞれの曲を作り始めたのですが、こうして繋いでいくと割とハードめな曲が多くなってしまい後半は結構うるさめです。
今回のミックスはDJ Studioというソフトで作りました。曲ごとのキー合わせ等の意味がわかってきたので、少しは使えるようにはなってきましたが、トランジション時のテンポ合わせがDAWのようにフレキシブルに変えるにはどうしたらいいのか、まだ解明できておらず、何曲か設定異常にBPMが高速になっています(笑)。これだけ曲数あるので練習しながら良いつなぎ方も勉強していこうと思います。とはいえこの手の曲は16小節単位で曲構成を管理してつなぐと自然につながるはずなのですが、いかんせんDJ Studioでこの16小節単位で曲を直感的にコントロールしにくいので、何かコツがないか探しています。あと、フィルターやエフェクトを使い出すとDJミキサーみたいなつまみやボタンが欲しくなります。あまりマニュアル読んでないのでMIDIコントローラーが使えるのかわかりませんがAbleton Push2なら手元にあるので、このつまみがアサインできるなら、録音ボタンおしてマウスでじっとりカーブを入れるよりは綺麗にフィルターやディレイはかけられるんじゃないかと。。
ディストリビューターの話と近況
Sunlit Sidewalk はBig Upをディストリビューターにしており、手組み(笑)というか自分で作った音ですが、Suno曲としてこの曲から発展させた歌ものバージョンもあります。せっかくなのでもう少し手直しして配信できたらいいですね。
AI曲も配信OKにしていたディストリビューターとしてはSprayerがサービス終了になるので、Suno曲や共作の曲の配信用にSoundOnに移せないかと考えていたのですが、結構トラブっております。当然ながら既存に配信している曲と合致している(そりゃ今配信してるところから切り替えが目的なので)と指摘が来ています。こちらも既存の配信曲で、ディストリビューターがサービス終了にともない既存曲を移行したいと説明はしているのですが、この説明が通らない場合、最悪アカウントが止められちゃうようです。その状態で配信中の曲がどうなるのか不明ですが、Sprayerの場合と同じく、配信中の曲も全部取り下げてもらえるなら、他のディストリビューターで配信できるのか、違う名前でやり直す必要があるのか、あたりがまだ不透明です。
もちろんAIとの共作は今後も続けるとは思うのですが、さすがに2年以上やっていると使い方が変わってきており、制作においてはAIを活用することで自分がいままでクリアできなかった基本的な事がクリアできるようになることで、作り続けていると自分の自身の基礎スキルもついてきますし、もっと旨くなるために勉強も捗るので、スキルアップする良いツールだな、と最近思っています。今までだと他の人の作品の耳コピを徹底的にやると思うのですが、そこをAI曲のコピー、作り直し、加工という形に変えるだけでも結構真剣に遊べるとは思います。それ以上にAI曲がまだ苦手なミキシングやマスタリングという領域について自分自身で勉強しようと思い始めるので、結果として楽曲制作においては相当速く成長していく人が増えるんじゃないかなと思いました。もちろん前提となる知識がないと技術を活用するだけになってしまうのですが、そんな前知識より作りたい音のイメージをしっかり持ってる人なら、楽器ができるか、音感あるか、みたいな選択肢の1つのAIを使えるか?は入るんじゃないかな、と。
AI曲の曲展開の癖や出力される音質、苦手な領域についてはデータ量が増えることで改善されるとなるとあとは人の世界で気になる権利処理のシステムじゃないでしょうか。AIにリスペクトという感情はないのでフェアユースのような善意で成り立つ建前の制度は作れそうにないのですが、綺麗に分配するなら良いのかもしれないとは思っており、この数年で何周かした上で、NFTの仕組み、最近の動向についても少しずつキャッチアップしてます。
後半とりとめがなくなってきたとおり、今回はフル手書きしてます。タイポもとりとめもない話の流れも私自身が直接やっている事なので、その雰囲気が伝わる表現手段なのかな、と思い始めました。この文章を読ませて作った文章は、単純に読んだ方のコピペを代行してるだけなので、読者に意味は伝わるけど自分の考えている雰囲気は伝えにくい。ブログもコミュニケーションツール。情報伝達するだけなら、現代はもはや文章も読まない時代なので、文字でコミュニケーションする場として続けていこうと思いました。
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