どこの会社も若手はがんばってるわけで

前日に100SHIKI PR Boradさんの会があったそうで、こちらにレポートがあがってますので、どんな感じの話がソニー(当サイト内では”糞ニン”から格上げ)の方から伺えたのか?はある程度お察しいただければと思います(手抜き)。その翌日に一応最初のお誘いはガ島通信さん個人宛だったのですが、そのお仲間と言う形でOBIIのメンバーと押しかけました。
あいにくOBIIのメンバーの方々は頑なにWA-1のモニターには賛同しなかったのですが、意図はそのまんま。
モニターになってしまう事で、あれこれ暑苦しくブログやらで語っても、結局は販売のお手伝いじゃん!と見られてしまう事がどうにも苦手だっただけです。色々策を練っても、会社内で自分が作った資料が一人歩きしてしまうのとおんなじで、過去の記事もネットの中で一人歩きしちゃうもんだし、その前後の文脈とか書いている人の「人となり」とかは正直どーでもいいって風潮が世界のほとんどなわけだから、何となく自分が語っている言葉の信頼度が下がると思うし(名前が入ってるドメインでやってる以上、何となく鯖が落ちてる状態すらいやだ・・・)。
ってか、これも言い訳っぽいな。まぁいいや。テレビサイドPC「TP1」やデジタルチューナ「VGX-TP1」、Wi-Fiオーディオの「WA-1」どれも意欲作だと思いました。TP1はDVDドライブが脇の切れ目になってるところから上に伸びて、中からDVDが出てくるとかあると演出としても良かったねぇ、とかデジタルチューナーはテレビのアンテナが無い部屋でテレビが見られるようになるので結構欲しいかもなぁって思ったり、WA-1は実はしっかりDLNA対応してるので、サーバがあればいろんなメーカーのサーバと繋がる製品らしく、あまり目立たない部分で開発者の気合を垣間見る事が出来ました。

で、別にその事自体が今回の話ではなく、その場で聞いた話や開発担当の方々と話し合えた事が僕自身にものすごく嬉しい事だったと言う話です。

妄想の中でイメージを膨らませていく力と製品としての形に落とし込んでいく力って、実はあんまり相性が良くないもの同士のようで開発者は当初の盛り上がりをどんどんと萎ませていってしまうのが常なのかなぁと。任務遂行能力と言うのか、自分が設定した当初の目的から遠ざかってしまわないように配慮し続ける作業と言うは、これまたどうにもご苦労な政を潜り抜けられる能力が必要となる。じゃあこれを取っ払ったらどうなるんだろうか?未だかつて”なーんか発想者が自由にやっちゃいましたぁ!!”って位に突き抜けた製品をそれ程多く見てきたわけでもないので、どうなるのか正直わからないけど、それはそれで価値があるものになるような気はする。必ずしも良い方向に価値が生まれているとは限らないのだが。

この辺の話になるとアーティストとデザイナーの違いの話を思い出す。アーティストは自分の世界観を追及するために、不要な世間との整合性を捨てる(=結果自分からスコープを狭める)。デザイナーは決められたスコープに縛られながらも、その域を超えようとする仕事と分類してる(かなり強引だが)。
両者の端っこ同士はかなり重なり合うものだと思う。なので経験が少ない新人は発想と言う点ですごくいい働きをすると思う。特に面倒な事を考えずに発想できるから。これが製品に落とし込んでいくための任務遂行能力やらリーダーシップやらを求められた始める段階で、徐々にPassionのようなものがそぎ落とされていってしまうわけだ。別にそれは人間が成長していく過程で何かに達観するのと同じようなものだから、それ程いかんとは思っていないのだが、少なくとも、もうアーティストのベクトルに近い仕事がしにくい体質になってしまっているような気はする。

昨日お会いした方々もきっとこういう年頃の方なんだと思うが、尊敬に値すると思ったのは、自らに課題を課して、それを乗り越えようとしていた点である。もちろんその結果が自分にとって満足いくものか?僕を含めた市場の節操無い消費者達の面前で、正当に評価されるものかはわからないにしても、努力し続ける事を忘れてはいかんのだ!と言う姿勢を明確にしている点が素晴らしい。
自分自身も言ってみれば同じく開発をする側(まぁモノではなくサービスなのだが・・・)なので、こういう姿勢は見習いたいし、似たような立場として、また対話出来る機会があればなぁ、、、と内心思ってはいる。

未だに自分の事をブロガーと名乗る気はしないが(ブログをやってると言う意識がないから)、こうやってサイトを通じていろんな方と関われる事があると、何かバーチャルな世界とリアルな世界のつながり感があってちょっと楽しい。

今日もばたばたしてるので、文章はまとまりないものになってますが、まぁそんな感じの事を考えました。そのうち校正しときます。

※ちなみに本記事の元のタイトルは”いいなぁmixi日記・・・”でした。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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