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会談の結果より、気になったこと

Grok3に描いてもらったゼレンスキー×トランプ会談が残したモヤモヤ column
Grok3に描いてもらったゼレンスキー×トランプ会談が残したモヤモヤ

3月1日。2025年も3ヶ月目に入った。

この日も5時前に起床し、朝ルーティン(AI画像のInstagram更新、Duolingoでスペイン語312日目)をこなした後、ウォーキングを兼ねて少なくなったコーヒー豆を買うためにスタバへ向かった。しかし、早朝すぎて開店前だったため、5000歩ほど歩くことになり、これはこれで健康には良いことだと思った。

開店時間になると、近くのスタバに入り、ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ米大統領の会談についてのニュースを知った。

最初にXでゼレンスキー氏を非難する論調のコメントを目にし、その後、会談の後半部分(2対1で非難される場面)を視聴した。しかし、なぜそうなったのかが分からなかったため、full視聴できる動画を検索しつつ、Deep ResearchとしてChatGPTやGrok-3に情報を探させ、最終的にNotebookLMに必要な会談のトランスクリプトを放り込んで経緯を追った。こういう時、AIが延々と壁打ちに付き合ってくれることで、自分の穿った見方を補正できるのは助かると感じた瞬間だった。

個人的には、ゼレンスキー大統領がホワイトハウスまで出向いたにもかかわらず、鉱物資源権益に関する協定の署名が見送られたことを考えると、今回の会談は当初の目的である合意には至らず、首脳会談としては失敗だったのではないかと思う。

モヤモヤするのは、こうした交渉がシナリオ通りに進まない要因には、人の感情や背負ったイデオロギーといった、論理を超えたものが影響することだ。例えば、今回の結果がゼレンスキー大統領によるウクライナ国民へのアピールだったのか、あるいはトランプ政権側が米国民へのメディア戦略として仕組んだものだったのか、といった視点でAIと壁打ちをした。

訪問国に敬意を表することと、事実を述べることを同列に並べ、「敬意が足りない」と批判する展開には少々違和感がある。そもそも、非難されたゼレンスキー大統領も1国の代表者であり、その点で敬意を欠いているように見えるのはむしろ米国側なのではないかとも思う。結局のところ、双方がこの話題をうまく交わす努力をしなかったように感じた。結果的に、鉱物資源の利権を巡る交渉が、高圧的な印象を与えてしまったのではないか。

もっとも、当事者同士が報道を通して真実を語るとは思えないし、会談後の両国のコメントを見る限り、すでに初戦は終わり、次のステージに向けた動きが始まっている。専門外の自分にできることは見守ることだけだ。

今回改めて感じたのは、事務方の人たちがトップ会談のシナリオまで調整しなければならないという大変さだ。どちらにせよ、こうした意思決定を行う人々にとって、我々のような一般国民は「下々のもの」に過ぎないのかもしれないが、少なくとも国民にとって不利益の少ない形で決着してほしいと願う。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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