先日、”Robot & Serendipity”と言うパーティにお誘いをいただき、”ロボット好きな人に声かけてください”との事でしたので、一番最初に頭に浮かんだしのやんを誘って参加してきました。
最近自分の中でもやもやしていたものへの答えのヒントも得られてとても有意義でした。
場所は東京ミッドタウンにあるDesign HUB。
DESIGN HUB
元々は「デリカテッセン」等を撮ったあのMarc Caro氏がロボットを題材にした新しい映画を撮影するために来日していた事がこのパーティーの発端との事。
しかし、ロボットジャーナリスト(?)星野司さんから最近のロボット事情や日本と海外のロボット観の違いをご説明いただいたり、NECでPaPeRoと言うロボットを長年開発なさっている藤田さんのデモ、そのPaPeRoを使って普通に漫才をしているぜんじろうさん&パペじろう(かなりおもろい!)を見ていると、知らないうちにものすごく開発が進んでいて、実用化はすぐそこなのかもなぁ、と感じました。このPaPeRoは”Partner Personal Robot”の略。見かけはゆるいのに、中はプラットフォームとして設計されていて、人とのユーザーインターフェースとして応えられるように開発してきたそうです。音声認識のレベルも高いですし、人へのアプローチの仕方も嫌みが少なそうでした。「コンピューターが30年経って今のように当り前になるみたいに、ロボットも30年後にすごく流行っていたらと思って1997年から開発を始めた」と言う藤田さんの言葉、確かにもうすぐその通りになるのかもしれないと感じました。
PaPeRoについてはこちらに詳しく出てます。
NEC Robot Research & Development
そして、 パーティの発端のMarc Caro氏は、この1月から本国フランスで公開になった映画「DANTE 01」の長編予告編や、新しい映画への思い等を語ってくださいました。
公式サイト:Dante 01 – Site officiel du film Dante 01 de Marc Caro avec Lambert Wilson, Linh Dan Pham, Dominique Pinon,…
Dante01の予告編
ハンサムな主人公のランベール ウィルソン氏、どこかで見た事あるなぁ、と思ったら”マトリックス・リローデット”、”マトリックス・レボリューションズ”でメロビンジアンを演じていた方でした。ランベール・ウィルソン – Wikipedia予告編を見る限り、映像も凝っていてスリリングな感じがしますね。日本で公開してくれたら是非観たいです。
その他、ロボットを持っている方はお持ちください、との事で大きいものから小さいものまで集まったようです。中には色々な組み立て式ロボットのカタログと並んでこういうロボットも販売されてました。
太郎商店ホームページ(コレジャナイロボの販売元)
「お土産にどうぞ〜」との事ですが、家に持って帰ったら間違いなく「コレジャナイ」と言われそうなゆるさです。
色々眺めていて、やっぱり僕はこう形があるもの、技術とリアルな造形物が融合されたものに惹かれるんだな、って感じました。
主催者、運営者の皆さん、講師の方々、素敵な時間をありがとうございました。
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