2006年 新語・流行語大賞をGoogle Trendsで見てみた

現代用語の基礎知識が選ぶ2006年の大賞は「イナバウアー」と「品格」だそうです。

新語・流行語大賞

「イナバウアー」の存在感で言うと、「荒川静香」と言う名前より「イナバウアーさん」として僕の頭の中では定着しております。なので、定義としては

「イナバウアー」=「イナバウアー」をやっている荒川静香 選手(現在はプロ)

となります。こういう構図の人は僕だけじゃ無さそうなので、ある意味、「イナバウアー」にとっては悲劇の1年ですね。

「品格」は、どうだろう、、、。本読んでないってのが大きいのかも知れないけど、品格ってより品位なんじゃないか?と思うだけどなぁ。

その他、トップテンに入っている言葉では「シンジラレナ~イ」と言うヒルマン監督の言葉。
正直野球を観てないので、日ハムが勝ったんだってさ、へぇ~って位にしか思ってなかったから、こういう名言が出ていた事をこの発表でしるハメになりました・・・。

そういえば、たらこたらこはtechnoratiでもしばらく上位に入ってましたね。そんなの関係ないくらい、耳につくCMだったと思うけど。キューピーにとっては長年のクリエイティブへのこだわりが実を結んだといったところでしょうか?キューピーのCMって、ハズす事が多いけど、いつもひねりが利いてて好きです。

ちなみにGoogle Trendsで時系列での検索結果でも見てみようと思い、
まず、「イナバウアー」を調べてみました。

GoogleTrendsのイナバウアーの結果

2006年の前半にものすごい勢いで検索されていたことがわかります。ものすごいピークがあった反面、あまりテールが長くだらだら続いてないのがわかりますよね。とてもマスメディアちっくなトラフィック属性だと思います。

じゃあ他の用語は??と思うと、これが残念なことにほとんど調べがつきません。
出てきた用語では、

Google Trendsで調べた格差社会の結果

Google Trendsで調べたハンカチ王子の結果

格差社会なんてもっとだらだら言ってもいいんじゃないか?ってくらい、普通に使ってる人を見るのですが、かなり単発で終わってます。どちらかと言うとハンカチ王子の方が息が長そうですね。

でも検索エンジン的に一番すごかったのは「メタボリックシンドローム」みたいです。

Google Trendsで調べたメタボリックシンドロームの結果

これなら2006年で検索が多いキーワードの部類と言っても良さそうです。

ま、検索対象が日本語ばかりだったと言うのもあるのでしょうが、身に降りかかる危険や話題はネットを使ってプライベートな空間で調べる、という行動パターンが何となく見える気がします。そういう潜在ニーズに応える形で検索結果に表示されるページも対策されていたから、これだけ年間通して多い検索数になったのでしょう。そういう点ではネット的には「イナバウアー」じゃあまり仕事につながらない人が多かったって事ですかね。
「ハンカチ王子」の方がeコマースに直接つながるわけで、多くの業者が注力するキーワードとして対策していたのかも知れませんね。

この辺のキーワードがもたらす経済規模と言うか、連鎖のネットワークはこれからも注意して見ていく必要がありそうです。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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