プロフェッショナル広報戦略 読み終わりました

やっとこさ読み終わりました。

プロフェッショナル広報戦略
世耕 弘成 (著)
出版社: ゴマブックス

個人的にすごく憧れていた仕事のひとつだったので、アマゾンから届いた日に半分くらいまで一気に読んでしました。で、会社の帰りとかにダラダラ残りを読んでいたのだがちっともすすまないので、昨日一気に残り半分を読みました。
世耕氏の地道な努力と解散選挙と言うある種の非常事態下におけるチームの連帯感がプロジェクトの成功要因なのだと思いました。勝てば官軍、負ければ・・・ですから。

世耕氏自身がいた時代のNTT広報と今の広報室(報道)とは社内の雰囲気も体質も違う部分があるとは思っているので、民営化当時の仕事の話が実は一番面白かったです。

自分としてはブランドマネージメントと言う観点でこの広報を考え、また違った印象を持ちました。ブランドってもう少し会社の内より視点でものを語るわけですから。この本の中で具体的言うなら事業部とのやりとりの部分です。

ピンク電話(not ピンクの電話)の話がありまして、商品名としての「ピンク電話」に新型でピンク色とグレー色のものが登場する際に、ピンク電話(グレー)と表記しちゃいかんと事業部と調整したって言う内容。

これって元来、広報が調整する内容じゃなくて、事業部のプロダクト主管がグレーなのに「ピンク電話」って商品名はわかりにくいから、新しい名前を付けよう!としなくてはいけなかったわけです。じゃあ新しい名前をつける場合のネーミングルールを・・・、とある程度素人でも仮称程度は考えられるような社内だと良いのでしょう。まぁこういう側面では世耕氏がお辞めになった後も、ちっとも変革が見られない会社だと思います。誰でもコーポレートブランドについて語れる程知名度がある会社だからこそ、何となくそのまま放置プレーになってしまっているような気がしてます。

まぁ何はともあれ、これだけ事細かにやってしまうと、あちこちから反発も多い事でしょうが、応援してますので!

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

✨コーヒーとクラフトビールを愛する在宅勤務のビジネスマン。ジェネレーションアルファ世代の子供との触れ合いが、私の成長の貴重な機会です。音楽制作のホビイストで、Ableton LiveとAIツールを駆使して創作に情熱を注いでいます。自転車(Brompton)も大好きです。
ドメイン取得は1999年と古くからやっているサイトにつきお見苦しいコンテンツも多くて恐縮ですが、ライフワークの1つとして気負わず続けたいと思ってます。SNS等で見かけたらお声がけいただけるとうれしいです。

良かったらフォローしてくださいませ。
Books
役に立ったらシェアしてね
良かったらフォローしてくださいませ。
[NOZAKI.COM] edge of the future

コメント

タイトルとURLをコピーしました