黄金のおにぎり 高橋 朗 (著)

久々本の紹介。

「黄金のおにぎり」と言うタイトルと変なキャラクターのイラストにつられて買ってしまいました。
アマゾンのカスタマーレビューを見てるとかなりべた褒め気味な人が多い印象です。

黄金のおにぎり

僕の理解では小さなおにぎり屋が売れるおにぎり屋になっていく過程でのシナリオをベースに、ブランドマネージメントの実作業を解説すると言う本。これ読んですぐに明日からの仕事に生かす人もいるかも知れないくらい判りやすい。

アーカーやケラーの分厚い本を読んだことがある人には「あー、まぁーそうだっけ?」と言う本。
ついでに実作業でブランディングに携わっている人には、「まぁーこれだけじゃないとは思うんだけどね」と言う気分になるのではないか?と言う本。ついでにブランドがあるとされている企業で仕事している人にとっては、「んな事わかってるけど、普段は雑務ばっかりなんよ」って本だと思う。

でも安いしあーっちゅー間(僕はだいたい2時間)に読めるからさくっとマーケティングとかブランディングと言われると実は何やっているんだかわからないと言う人はこっそりネットで仕入れると良いのではないでしょうか?面白い本だと思います。

真面目な感想としては、黄金にぎりのおいしさについて説明が少ない事もあって、どういう差別化要因が成功に結びついたか?といった視点が不足しているような気がした。だって同業の競合他社やコンビニのような販売店だけではなく、ランチの市場への参入している企業は数多あるわけだから。ブログを含めた口コミが定着してしまった現在においては、もうちょっと踏み込んで欲しかったなぁと言う感じ。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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