クルマ関係の話題ですが、タイヤの話です。
ブリヂストン、タイヤから路面状態を判別するセンシング技術を実用化…世界初
ブリヂストン、タイヤから路面状態を判別するセンシング技術を実用化…世界初 | レスポンス
クルマに詳しくない方からすると、何言ってるかわからない記事かも知れませんが、運転が好きな人は走っている時に路面とタイヤの状態を想像しながら走っています。
さて、普段その情報はどうやって情報を集めているのでしょうか?
正解は簡単で、視覚以外にドライバーがクルマとの接点になっているハンドルと座っているシート、つまりお尻で感じ取っています。意外とアナログです。
最近の自動車は高性能になっているので、視覚になるカメラで路面の状態を把握し、クルマに取り付けられた重力センサーでどういう挙動に力が掛かっているか計算しながら、エンジンの回転数やブレーキの操作に人間にわからないように微妙に介入してクルマを安全に走らせてくれています。クルマだって壊れたくないでしょうしね。
記事によると、今は路面状態を表示するフィードバックしか実装されていないようですが、こうした情報をもとに後続車に情報を共有することで安全運転を促すだけでなく、実際にクルマの制御を行うための正確な路面情報として活用されれば今まで以上に安全に、そしてタイヤを最大限活かして速く走れるようになるのでしょう。
いくらガソリンを効率よく燃やしても、クルマを前に走らせるためにはダイヤと路面の摩擦もありますし、エンジン自体の効率が悪いので使ったガソリン分ほどには前進していないと言われております。その状況を少しでも改善する事も、環境性能として認められるかも知れませんし、もちろん流行のロボットカーにも活用されていく、とちょっと期待してみました。