[映画] ダークナイト

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ダークナイト 公式サイト

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先日のグラミー賞や、2/22のアカデミー賞もあるので、去年話題になった映画で観てなかった作品の「ダークナイト」をようやく観ました。アカデミー賞自体にはノミネートされてませんが、昨年無くなったヒースレジャーが助演男優賞にノミネートされてます。

まぁこんな時期なので完全に乗り遅れてますが、この映画は人の感情を抉るような新しい視点でバットマンを描いた作品だと思いました。すごく味わいのある映画。バットマンなのに。

人は必ず心のどこかにヒーローを求めると言う意味での悪と戦う”White Knight”と”Dark Knight”の存在の対比もバットマンらしくて美しかったですし、そのシンプルな軸を更にカオスな状況にしてしまうジョーカーの存在は際立ってました。しかもジョーカーの言ってる事がさほど理不尽と思えない事もあったりで、多種多様な価値観が入り乱れた中で日々を過ごさなければならないカオスな現代社会をうまく反映し、観ている観客そのものの価値観をも混沌とさせるシナリオ構成だと思いました。Two Faceの登場のおかげで、バットマンの志の高さと言うか、意思の強さが余計際立ってしまい、素直にかっこいいストーリーと感じました。

役者陣も素晴らしく、主演のクリスチャンベールのキレもあるし、脇を固める執事のマイケル ケイン、警察側のリーダー、ゴードン役のゲイリーオールドマン、さらにヒース レジャーの新しいジョーカーです。

映像面でもCGばかりではなくIMAX用カメラを導入したり、実際にロケでの撮影シーンも多かったそうですが、確かにそのおかげで映像に迫力があり、ここがゴッサムシティーと言う別の世界の街だと言う感覚を忘れそうになりました。
新しくなったバットマンのコスチュームもかっこいいし、バットモービルもいい感じ。

確かにアメコミの域を超えた出来だったので、余計にこのメンバーで次回作が観られたら良かったのにと思ってしまうシリーズ作品でした。150分超えでちょっと長いけどおすすめ。

前作にあたる「バットマン ビギンズ」は、シナリオ的には暗さ満天でそこがバットマンらしいと言えばバットマンらしかったと思いました。
日本人ハリウッド俳優としての地位も確立した渡辺謙さんが出演して話題となりました。シナリオ上の重要性は置いといて、個人的にはあの役だったら渡辺謙さんじゃなくても良かった気がする。

クリスチャン ベールの主演作品として個人的に印象的なのはこの「リベリオン」です。対銃戦で有効な「ガン・カタ」を初めて世に示した作品です。

【ガン=カタ】リベリオン -反逆者- (洋題:EQUILIBRIUM ) | [NOZAKI.COM] – edge of the future –

その「ガン・カタ」をアクションに導入した作品がミラ・ジョヴォヴィッチ主演の「ウルトラバイオレット」。人々がウィルス感染に怯えながら隔離された街で暮らし、ウィルス感染者が血を求めて戦う近未来を描いた作品。

そのミラ・ジョヴォヴィッチも出ていた「フィフスエレメント」にはゲイリー オールドマンも間抜けな商人役で出演してましたね。非常に癖のある役で印象的でした。他の作品で個人的に彼の主演作で印象が残っているのは「JFK」で、犯人オズワルド役で出演してました。

クリスチャン ベールと執事役のマイケル ケイン、監督のクリストファー・ノーランの組合せだと「プレステージ」があります。これは去年WOWOWで放送されていたのを観たのですが、非常に見応えのある作品です。

そして、今回の「ダークナイト」で助演男優賞にノミネートされているヒースレジャーの代表作は「ブロークバックマウンテン」

本当に惜しい俳優を亡くしたものです。ご冥福をお祈りいたします。
2/23追記
ヒースレジャー、アカデミー賞助演男優賞受賞おめでとうございます。
OSCAR.com – 81st Annual Academy Awards – Winners

2/20追記
ダークナイトは味わい深い作品なのでiPodやiPhoneで外出時にも観たいと思うのは誰しも同じ。
でも、すんなりうまくいきません。
理由は新しいコピープロテクションが入っているかららしいです。

もちろん、ちゃんとネットで探せば答えはわかるのですが、一応Macに関してのヒントをこちらにも書いておきます。

1. fairmount
2. Handbreak
3. 「1」を入力

です。
いったんHDDにデータを移動すると読み出しも速くなるのでエンコード時間の短縮になります。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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