特命係長只野仁 ワイドスペシャル2008

人間ドックを受けに泊まりで伊豆に行ってました。

人間ドックってほとんどが待ち時間なので、時間を潰せる様に病院内の待合室に置いてある雑誌やマンガが読んで過ごしました。いちおう読みかけの本も持っていったのですが、何度も血を採られたりしてたり、血圧を計られたりしてたら何となく読む気が起きませんでした。

読んだマンガの中では今日読んだ「特命係長只野仁ワイドスペシャル2008」が面白かったのでメモ。

特命係長只野仁ワイドスペシャル2008 (ぶんか社コミックス)

2月初旬に放映されたスペシャルに合わせて発売されたもののようです。もちろんテレビ(今度は映画化)のメロ&アクションドラマとはノリが違いましたが、マンガならではの濃い展開が良い感じです。

シナリオ構成は基本的に「シルバー自動車会長御曹司の嫁失踪事件」なのですが、その裏で「佐川さん(昼間の只野仁の課長)変態な世界へまっしぐら」や「会長が通い詰めるクラブのママと只野仁の関係」など、テレビの放送時間では絶対にやらないだろうビミョーなシナリオの時に垣間みる男の本音がリアルな感じで思わず納得。

これまでほとんど読んだ事が無かったマンガなので連載の時のテイストはわかりませんが、人の闇の部分、永遠の謎とも言える「男と女」の関係に重点を置きつつも、なぜか雰囲気がそんなにドロドロしてところがウケてるのかな、などと勝手に想像してました。まぁ歴史の闇に葬り去られる事件の裏にはこういう「男と女」話が付き物だよなぁと思ったり。表現の仕方は違えど、庶民が言えない事をおどけて言ってみせる落語にも近い部分があるのかなとか思いました(朝の待ち時間には「ちりとてちん」を見てました)。

ちなみにエビちゃんこと蛯原友里がドラマで演じている山吹一恵はまだ処女という設定だったとは初めて知りました。気になって調べてみたらWikipediaにも書いてありました。まぁその方が昼と夜ではっきり分けられるのでシナリオを作る側は楽なんだろうなぁ。

特命係長・只野仁 – Wikipedia

特に只野仁のマンガが万人におすすめと言うわけではありませんが、僕と同じく日頃マンガをあまり読まないような方でしたら、たまには普段目にしないものに触れてみると、妙に新しいものを発見した気分になるかも知れません。表現方法が違えば同じアイデアも別のものに昇華させられる、って事なのかな、等と勝手に納得してます。

というわけで。

未だにお腹がゴロゴロ言ってます・・・。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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