エイクエント社 ブランド解体図説に行って来ました

アップしたものと思ってたらドラフトで再保存してました。

もう2週間も前の話ではありますが(笑)、第1回のBOSSの回から参加してたイベントの2回目に行ってきました。

http://www.aquent.co.jp/brand/contents.html

資生堂マキュアージュのコンセプト決めからプロダクトデザイン、プロモーションへの広がりを聞くことが出来ました。
プレゼンの中ではCMのストーリーの中からリアルに展開した事例としてフリーペーパーの発行とマキュアージュパーティの開催が挙げられており、このパーティーに参加した人がブログで詳細にレポートしていた例も紹介されてました。
後で伺ったのですが、ブログも含め、アングラでの認知度向上もある程度視野に入れて戦略を練ってるところが、今までの広報戦略と大きく違う点だと思いました。

もともと化粧品にはこれっぽっちも興味が無く(あるはずも無い)、出てくるタレントもあんまり興味が沸かない感じだったのですが、舞具レーションの手法と言うマーケティングオペレーションの観点でこの大掛かりなプロダクトには興味がありました。あいにくUNOの芸人がいっぱい出てくるシリーズはあんまり響かなかったのですが、去年から資生堂のPRに関しては毎度興味を持って覗いていた気がします・・・。
実際にはマイグレーションではなく全く新しいブランドを構築する程の作業だったそうですが、僕が見た限り、イノベーションと過去とのバランスの取り方が良かったのだろうという印象を持ちました。変わらなければ生き残れない、と大企業病になってた会社自体が大きく動いているようなダイナミックな感じがしました。
変化を求めて330度位回った感じかと。結局市場で大きなシェアを占めている会社は製品ラインナップを大幅に変更するリスクを取るより、既存の品質を向上させていくのが得策である点と、キーワード、プロモーション面での新しさを取り入れ、ユーザーをリードしていく点って、自明の解なんですよね。すごく当たり前の事を丁寧に構築している会社のマーケティングプランって商売の基本だから、会社の大小関係なくやっぱり強いんだと改めて思いました。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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