気になってはいたのだが、最近「よろしかったでしょうか?」と言う使い方がかなり一般的になってきたような気がする。
たいてい何かを確認する、復唱する際に出現すると思う。
例えば食事を注文した際に
「以上でご注文はよろしかったでしょうか?」
といった具合である。
僕は過去形なのがおかしいと思う感覚を持っているのだが、使っている人からするとどうなんだろう?
時系列から考えると「よろしいか確認する内容」を言ったのは、確認している現時点から見れば過去の話なので、その内容に対しての確認を行うから過去形を用いる、と言うのは何となく論理的に良い気がしてくる。
その場合の解釈だと「良いか?」の丁寧な形に収まるのだろうか?
といった感覚なのかな?
確かのこの部分だけ見たら良い気がしてきたが、良いかどうかの判断をするのはこれからだから、過去形は変だろう、と思っている。
誰が言い始めたのかはわからないが、結構耳にするので取り上げてみた。
どなたかまじめに研究している方がいらっしゃいましたらご一報を!
コメント
「で、よろしかったでしょうか?」は、一旦、一連の工程が終了し、2回目以降の確認時に使うべきなのではないでしょうか?
食事の例をとれば、「注文(客)→確認(店員)」という一連のプロセスにより初めて双方の合意がなされる訳であり、店員の確認はこのプロセスの一部分にすぎないのですから、この時点で過去形を使うのはやはり変だと思いますよ。