デジタルメディアの未来を検証する(Cnet)

CNET Japan – デジタルメディアの未来を検証する

ネットの世界のコンテンツ流通が管理されていく様はあまり快く思っていない側の人間なので、こういう記事を読むと毎回悩むところですね。

今日たまたまMPEG IPMPの標準化に関する報告会に出席してきたのですが、それもこの記事のDRMの辺りには重なる技術であると思っています。

あくまで1ユーザーとしての意見ですが、僕は音楽が好きなものですから、著作権管理がガチガチなフォーマットの音楽配信なんて興味ないわけです。だってCDとかレコードだった時代を考えれば当たり前でしょ?お互いに違うの買って、貸し借りなんて当たり前だったし、そういう時代を経て今のアーティストも大御所のポジションについたんじゃないの?

それが立場が変われば、どんな音楽も芸術作品だと言う前提で課金されてしまうなんて、おかしいと思うし、実際そう思う人間がまだまだ多いから、音楽配信はP2Pしか流行っていないように感じてます。

確かに、いつまでも昔のCDの流通形態とネットワーク経由のコンテンツ流通形態を混同して考えてしまってはいけないのでしょう。

で、どういうサービスなら自分は使うかなぁと考えてみたわけですが、僕なら個人のポートフォリオの考えに対応して課金されたら使用するかもなぁと思いました。

人それぞれ支払える金額は変わってきて当たり前で、当然その金額毎に提供サービスが変わってくれて構わないのですが、ある程度金額が固定費用となってくれたら助かる。それこそ携帯の着メロと同じでも良いでしょう。

こうなるとだいたい苦情が出るのがアーティスト側。固定料金では著作権収入が減ってしまう・・・。

なのでリクエスト回数でダイナミックに収入の分け前も変えてしまえば良い。だってヒット曲がある月にも収入が一定というのはあまり宜しくない。
売れたら売れただけ分け前が増えれば良いのでは?

もちろん安定した創作環境のためにもアーティストに対してレコード会社やプロダクションの投資が入って良いと思う。このあたりのシステムは既に完成されているわけだから、リアルタイム、且つシステマティックにランキングを創れば良いのではないかと思った。

・・・とはいってもこういうランキングが出来たら出来たで、ランキングに参加しない直販アーティストに人気が集まるように思うんだけどさ。

この辺は楽天やヤフオクに出品するECショップと、広告なしでも売上げが高いサイトの違いのような気がします。

とりあえず今日のところはこの辺で。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

良かったらフォローしてくださいませ。
column
役に立ったらシェアしてね
良かったらフォローしてくださいませ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました