映画「RRR」感想(ネタバレあり)

RRR CINEMA
RRR

毎月1日は映画の日です。なかなか1日だからといって行ける日も少ないのですが、今日は行けそうでしたので「RRR」鑑賞してきました。これでもう気を使わずにネタバレしていただいても大丈夫です。とにかく圧巻の映像と音楽で、あっという間の3時間でした。

毎度のように作品紹介はChatGPTにまとめていただきます。今回はブログ用にライトにまとめてもらった版です。

映画紹介

「RRR」は、2021年に公開されたインドのアクション歴史映画で、S.S.ラジャマウリ監督によって手がけられました。彼は、大ヒット作「バーフバリ」シリーズで有名です。この映画には、N.T.ラマ・ラオ・ジュニア、ラーム・チャラン、アリヤ・バット、オリヴィア・モリスなどの才能あふれる俳優たちが出演しています。

1930年代のイギリス統治下のインドを舞台に、二人の勇敢な革命家、コマラム・バヒールとアラー・シーティ・ラーム・ラジュの物語が描かれています。彼らは、それぞれの地元で抵抗運動に参加し、インドの独立を目指します。友情、愛情、勇気、そして犠牲が感動的に描かれています。

映画は、壮大なスケールと迫力あるアクションシーンで魅せるだけでなく、M.M.キーラヴァニによる素晴らしい音楽も話題になりました。「RRR」は、インド国内外で高い評価を受け、多くの観客が感動的なストーリーと圧倒的なビジュアルに魅了されました。この作品は、インド映画の魅力を存分に堪能できる一本として、ぜひチェックしてみてください。

補足

インド映画「RRR」の「ナートゥ・ナートゥ」、アカデミー賞歌曲賞 インドが2部門で初受賞

ChatGPTは2021年9月までなので、それ以降の未来(と言いつつ過去)のニュースは知らないので「ナートゥ・ナートゥ」がアカデミー賞を受賞した事も補足します。この映画を超絶お勧めする人がこのシーンを観たくて映画館に複数回通うという名シーンだと思いますが、TikTokとかで流れてくるシーンの続きがどうなっていくのか?はやはり映画を見ないとわからないのですよねぇ(そこはネタバレしない)。

映画のナートゥはYouTubeで観られるので是非どうぞ
アカデミー賞でのナートゥ

感想

今更(2023年5月)と言うこともありますし、濃い目の映画の感想は軽めにいきたいと思います。

主人公の回復力、上弦の鬼レベル

主に後半ですが、いや、さっき鞭打ちで死にかけてたじゃん、とか、銃で滅多うちされて膝ガクガクだったでしょ、なのに、何なんですか、あの合体した後の脚力は。肩車しながら「ガン=カタ」しちゃってましたよね。ツッコミどころありすぎ。大英帝国のMOTTAINAI活動の結果、頭を殴られたマッリのお母さんの回復力も素敵でした。

「ガン=カタ」

https://dic.pixiv.net/a/ガン%3Dカタ

キャプテン翼級に時間軸がわからなくなる

細かい設定を端折るのはインド映画の特徴ではありますし、ディテールにこだわると3時間じゃ終わらない話なので、当たり前といえば当たり前なので、気にしてませんが、キャプテン翼を思い出すのは戦いのシーンのスローモーションとこのディテールを省く編集の部分です。人の思い出も時間が経つと瞬間瞬間しか覚えていないものの、何かそのイベントの瞬間だけは鮮明に覚えていたりしますよね。ああいう感じで人の記憶に近くなぞる形でインド映画は編集されているのかもなぁ、と思って見ていました。

そんな話を忘れるくらいに色々と舞台変更してストーリーが進んでいくところが良いところでして、筋肉が際立つアクションと筋トレシーン、なぜだかそこにある馬やバイクと縄だったり、ちょうど良いタイミングで主人公に奪われるために登場するバイクや馬(またか)、冷静になったら違和感を感じてしまうのに、映画を見ている間は全く気にならない映像の美しさとスムーズさでインド映画を見ていたんだな、と後で思い出すくらいに圧倒されました。

何故だか明るい祖国解放

インドの独立への闘争を扱った作品だとは途中で気づいた(前知識が本当に0で劇場に行った)わけですが、鑑賞後に映画館を出てから、胸がすっきりして元気をもらった気分になりました。これって祖国解放で戦っていく映画というストーリーだったのに、韓国映画の「祖国統一」みたいなじめっとした感じが一切無く、まさしくIncredibleなインド映画という印象が浮かびました。1930年代で大英帝国の植民地となっていたインドの方にとっては人道的ではない残酷な現実しかなかった描写があったのに、なぜだかダンスやアクションのシーンで思わず声出して笑っちゃうし、踊りたくなってしまうのです。やはり時間の流れが1世代ではなくその息子の世代である、とかが当たり前な設定だからなのでしょうか。こういう世代間の思いをつないで、目的を達成するという熱さがあるストーリーですと、少なくともアメリカ映画でいうところの「インディペンデンスデー」とか「アルマゲドン」みたいなかなり演出かかってるやつしかすぐに思いつきません(いや、忘れすぎ)。

まとめ

シン仮面ライダーを観に行くという選択肢も一応ありましたが、どっちを映画館で見るべきか問われたら両方観れば良いだけです(え?)。とはいえ流石に3時間しっかり映画と向き合う時間を取るのも大変ですし、もうそろそろ劇場上映が終わってしまいそうな気がしていたので、先に「RRR」に行きました。配信始まったらもう1度観ちゃうと思います。

追記

エンディングで右端の制作陣の名前を全く見せるつもりがないくらいに踊りまくって、踊らせる気満々のエンドロールのダンス動画が見たくて探したのですが、私がツイートしたのはヒンディー語版、日本で公開されているのはテルグ語版だそうです。コメントありがとうございました。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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