きれいなおねえさんが目覚まししてくれるAXE WAKE-UP SERVICE INCのサイトを作った会社”Bascule Inc”

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いつもコメントをくれてしのやんからサイトのことを教えてもらいました(ありがと、書くのが遅れてすまんです)。

テレビのCMもかなりインパクトのある広告展開をしているユニリーバの10代~20代男性用フレグランススプレー「AXE(アックス)」。この商品のプロモーションサイトのFlashの出来が素敵で思わずモーニングコールを頼んでしまいました。2/5にGIGAZINEさんに取り上げられているのでもう遊んだ人の方が多いと思います。どうやって予約するのか、かなり詳細に説明されているのでまだ見てない方はご確認を!何も知らずにアクセスしたのでかなり焦りましたです。

指定した時間に女性がモーニングコールしてくれる無料サービス「AXE WAKE-UP SERVICE INC.」 – GIGAZINE

ちなみに電話をしてくれているきれいなおねえさん達の情報を集めているのがこちらのブログ。

AXE WAKE-UP SERVICEの女性タレント(モデル)が誰なのか調べてみた – F.Ko-Jiの「一秒後は未来」

このサイトを構築したのFlash等RIAの作品で何度も賞をもらっているクリエイティブ軍団Bascule Inc.さんだそうです。

Bascule Inc

このWAKE-UP SERVICE INCが最新作でこれまでの「THE AXE EFFECT」のコンテンツも手がけていたのですね。
どれも面白いのです。
「AXE」の影響をコントロールする街にいるAXEBUSTERSを相手に自由な恋愛を取り戻す「AXEBUSTERS」は設定はくだらないけど、なかなかやりごたえのあるゲーム。特にEXTRA ANIMATIONがすごい気合い入ってて感動もの。
他にも○○ブートキャンプ風に「AXE」を振りかける練習をする「THE AXERCISE」や、CMでお馴染みの女性が出演している「THE LESSON」もTVの世界観をそのまま大きくして、ここまでやるか?と言う内容になっているのでとても楽しめました。


会社についてははてブのタグを見ていくだけでも十分勉強になるのですが、過去のRIA作品や受託案件が会社のサイトに実績がいっぱい出てます。日清カップヌードルのCMで流れている「FREEDOM PROJECT」のサイトもBasculeさんの作品だと知り、とても納得。

はてなブックマーク – Bascule Inc.|バスキュール

Flashだけなのかな?と思ったらMicrosoftがこれから推進しようとしているWindows Presentation Foundation(WPF)のデモまで作っていたのですね。これ、去年のRemix07で見てものすごく可能性を感じた作品でした。

Microsoft Windows Vista:Web Showcase:DOMINOKEN

REMIX07 TOKYO に行ってきました | [NOZAKI.COM] – edge of the future –

FlashやFLEXが得意な会社はいっぱいいると思うのですが、昔からインタラクティブな作品を作り続けている会社なわけでして、どの作品を見てもクリエイティブの質をもっとあげたいと言う同社のポリシーがしっかり現れていると思ってます。その思いはBasculeの中の人が運営しているFACEの中のコラムにもありました。

ALT FACEs: 独立系Web制作会社の存在意義

社長がこのコラムの中で指摘している通り、確かにどこかの系列にいないと制作会社は仕事をもらえないと言う話を聞く事は多いですし、そのルーチンワークだけでとりあえず生計を立てられてしまう状態の人もいるのも事実かなと思います。ただ、その代わりに自由にクリエーションする自由も手にしているわけだから一言で下請け化と片付けてしまうとその仕事に誇りを持っている人達に失礼、と言う気がしてます。古い言い方なのかも知れませんが、エンドユーザーコンピューティングがネットワーク化された世界でこうして人のクリエイティビティが解放されたわけですから、面白い作品や価値を世の中に提供していく点においては企業も個人も垣根はないでしょう(フラット化と言って良いのか)。ただ、良い作品は良いチームから生まれるもの、と僕は信じてます。クリエイティブを受持つ会社の存在価値はアウトプットの品質を維持出来るように、どれだけ組織体としての良いシステムになっているか?に掛かっていると思ってます。言い換えるならば、どれだけ社員を大切にしているのか?なのでしょう。そこがプロジェクト単位で個人に戻れるフリーランスと違う点かな、と。後はすごくベタな話では、大きな企業が仕事を頼みやすい、というのはあるかも知れません。

ただ、受託仕事でクリエイティブの自由度が低いというのはひとえに依頼主の品質が低いからに他ならないと思う。なので、これからも良いクライアントとともに、僕たちが楽しんでサイトにアクセスする時間を増やしてくれるような作品をよろしくお願いします!!

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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