日下公人氏の今回のコラムを読んで

元ネタ:これから日本は世界の「リーダーの一員」になる

全部読むと4ページくらいの内容で、ざーっと読んだだけなんだが、ちょっとだけ参考になったのでメモ。
前半部分にあるビジネス自体をローカライズする発想は同意。ただ、その時に言っている「アメリカ的」や「日本的」ってどんな会社をベストプラクティスにしているか?が不明確。それに日本で売れたものが、いずれ海外で売れるようになるのだろうが、そのまま持って行っても売れるわけではなく、ローカライズした販売方法で売る必要があるので、その辺は誤解する人もいるような・・・。

後半の政治がらみの話はなんだかなぁって感じでした。今の日本のポジションやパワーじゃ祭り上げられて公式に世界のお財布となるだけな気がしました。

前から考えているのは、こういう国家間の商習慣、感性の違いに配慮したビジネスとは別で、商習慣まで同じかはわからないが、感性が一致するところを見つけるビジネスだ。ここを読みに来ている人の中に、僕は「輸出」に興味があるって話しをした人もいるかと思いますが、一応こういう発想で考えてました。インターネットがある程度の進歩で出来るようになるとは思えませんが、少なくともネットがここまで浸透しない時代にはもっと難しかった仕事だと思ってます。
日本人同士ですら共通認識を得にくい時代だと思うのですが、そんなの海外に行っても同じなわけで、逆に仲良くなれるケースもあるだろうと楽観的な発想で考えてます。

順番入れ替わっちゃいました。コラムの途中に今の日本に求められているのは長期的なビジョンだ!のような事が書いてありましたが、国民の皆さんが涙する長期的なビジョンなんて求めても出てこないんじゃないのかって、この前WBCで日本が勝った時に思いました。だからこそ、個人の信念、言うなればビジョンを応援する事で、自分も小さな幸せを感じる人が多いんじゃないかと。

別にそういう話って国家レベルじゃなくても各企業レベルでも同じじゃありませんか?少なくとも僕は迷走中な企業が多いと思いますし、自分が勤めてる会社の方針に自分が合ってるとも思えない事の方がほとんどです。今のところ生きていくために必要な存在ですから、何とか勤まってるような気がしてます。たぶんこれがサラリーマンやってる人の本音だと思ってるので、誰しも同じなんじゃないのって思ってます。ただ、その会社だって個人の企業だって大きい意味で社会システムの一部に組み込まれてるだけなので、今のような文化レベルを維持したければ、どっかに属さないといけない構造だと思う。そういうのをバックグランドとして考えると、小さいながらもせめて自分の信念くらいは通して行くべきと思う今日この頃です。すごく回りまわって考えても、戻るところはそういう事です(藁。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

良かったらフォローしてくださいませ。
column
役に立ったらシェアしてね
良かったらフォローしてくださいませ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました