元ネタ:愛されるがゆえに心配されるアップルの経営(CNET Japan Blog – 梅田望夫・英語で読むITトレンド)
先日も何か書いたような気がしてますが、アップルと言う企業のファン、更に言うならスティーブ・ジョブスのファンは多いんですね(藁。
間違いなくこのITの業界のアイドルの一人でしょう。しかもランクで言うと松田聖子級の。
以前受講したブランドマネージメントの研修でもやはりアップルの話は取り上げられていた。経営的な視点のどの側面からも突っ込みがいのある企業って事だろうし、その危うさが愛されるキャラにつながっているだけなのかも知れない、と当時は理解しておいた。その点は現時点でもあまり変わってない。
で、梅田先生のピックアップした記事にあるPCの売上比率の話は、単価の違いがそのまま影響していると思うのだが、このそもそもの単価の違いを考えるのであれば、いかにPCがはけていないか、と言う点が現在のアップルの問題の根源で間違いないでしょう。直営ストアを作って、購買欲の高い顧客だけを集めるフィルターを作っているが、当然ここの売上が伸びたからといって、全体の売上を押し上げる程、爆発的にセールスが伸びるわけでもない。故に一般販売店向け問屋には更に大量の在庫が眠っているものと想像する。これが売上の低さと直結する話じゃないのかなぁ?
製品の魅力と言う点ではコントロールされる側に回りたくないからIntelとは組まなかったのだろうが、結局モトローラやIBMでも同じ苦労をしているわけだし、PCベンダーは各パーツベンダーのコントロールにずーっと奮闘するしかないのだろう。
とはいえ、CPUクロックの競争も一段落した現在では、何とか持ち直してもらいたいものだ。
元麻布春男の週刊PCホットライン(2004年前半を振り返る
~64bit環境への移行はいつか?)
元麻布春男氏の記事によるとIntel陣営でもPCベンダーの時代が来そうなので、環境としては最初のiMacの頃のような良い風が吹いてきているとは思うんだけどね・・・。
いったいどんなiMacを出すんだろうか?
WWDC2004のサプライズに出てこなかった事が非常に残念だ。
コメント