事象が全部わかったわけでは無いので随時更新が必要と思いますが、とりあえず。
生暖かく見守るような人やアプリの使い勝手については一言言いたい方は多そうなApple MUSICですが、確かに不具合っぽいのがこちら。
この中でも大きいのはやはりこれですね。
解約すると自分のライブラリが消える
あいにく自分のところでは起きていないのでなんともわかりませんが、もともと自分の所有物だったはずの音楽ライブラリが、Apple MUSICの止めてしまうと全て無くなってしまう事象ですね。どういう仕組みで起きているのか正式に解説がありませんが、想像するにApple MUSIC開始時にiCloudミュージックライブラリーに情報をアップロードした時点で、端末にあるライブラリの情報がApple MUSICのDRMの対象になってしまい、契約終了と同時に手元にもともとApple MUSICの契約とは関係ないはずの自分の情報(中身は音楽ファイル)も失われてしまうと言う事なのでしょうかねぇ。
iTunes 12.2.1と言うアップデートが公開されたので、上記であれば解決しているのかも知れません。
恐らく目先の課題は解決されているとは思いますが、Apple自身もバックアップを取っておくように書いている位ですので、Apple MUSICに入る前の状態のライブラリをバックアップしておく必要はあります。そこでいちおう僕が利用開始するまでに行った前処理と普段の利用方法を書き出してみます。ちなみにiTunes MatchとApple MUSIC 併用した場合の例です。単にiCloudミュージックライブラリーが2個ある、と言う違いくらいだと思うんですが。
利用前にやったこと
まず1つのAppleIDにはデバイス(と言うよりiTunesのライブラリ)5個までが接続可能点を活かします。便宜的にaからeの5個としておきます。
a.Apple MUSIC以前に使っていたライブラリ(家のNASに入れる)
これはiTunes Matchも契約
b.移動時の視聴用にモバイルHDDにあるライブラリ(aと同じもの)
僕の場合、aはApple MUSICに契約して初回のアップロードが終わった段階で使用を止めました。
そしてMacのローカルに新しいライブラリを作成します。
c.普段使うライブラリ(中身のほとんどはiCloudからストリーミング)
これでかつての自分の資産を勝手に書き換えられること無く、Apple MUSICも使えます(まだ判断付かないので契約の自動更新は一応止めました)。この時点で移動時にb.モバイルHDD経由で音楽を聴かなくても良いのでb.も2つめのバックアップとして保存が出来るようになります。
d.iPhoneのApple MUSICとiCloudミュージックライブラリをOnにする
Cozistyle Canvas Smart Sleeve for MacBook Air
これでc.の環境がiPhone上にも再現出来ます。
e.何か別の端末で紐付ける事があるかも知れない場合の予備の権利
これで5台まで利用可能な権利を全部使い切ります。
普段の利用方法
cとdのライブラリだけ使っています。この方法だとiPhone
その他不具合
iTunes Matchの契約更新を今年の5月に行ってしまったからなのですが、いちおう僕の環境ではiTunes Matchでアップロードされたファイルはそのまま、Apple MUSICでマイミュージックに登録したファイルはDRM付と言う混在環境になってますが、CDからリッピングしたアルバムをApple MUSICで間違って登録してしまうと同じ曲が2曲ずつ並ぶ状況と言うのも経験しています。
またApple MUSICで入手できる音楽ファイルはDRM付となるため、Djayの様なiOSのDJアプリでは全く利用できなくなります。
Apple MUSICでは使用不可になってしまうのですが、DjayではSpotifyのライブラリは利用できるので、同じように対応して頂けると良いんですけどねぇ。