噂の域を出ないAppleのiWatch
Youtubeを見ていたらたまたまテクノロジーカテゴリーの上位にiWatchの動画がありました。
なんか前にどこかで見た事がある形だと思ったらひと目見て物欲が湧いてくるEmoPulseのSmartwatchでした。
Emopulse “S” HQ from Nick N on Vimeo.
スマートウォッチの究極形、もうプロトタイプが! | roomie(ルーミー)
EmoPulse – digital emotion
既にクラウドファンディングサイト”INDIEGOGO”の申込みは終わっておりまして買うことが出来ないのですが(結構迷った)、こういうものが2013年後半に製品として登場するのは楽しみ!とPebbleユーザーの僕は思うのでした。
これまでに動画になっているiWatch達
ウェアラブルで何が変わるか?
何をwearするのかによるのですが、Glass系(Google Glass, Telepathy One)であればスマートフォンの画面に代わり、人間の視覚に直接訴える形になりますし、腕時計型も2種類に別れて、スマートフォンのコンパニオン型(要するにPebble)と、スマートフォンの置き換え型(EmoPulse)があるわけです。
結局のところ、スマートフォンによって様々なプロダクトが侵食されているわけですが(音楽プレーヤー、カーナビが顕著)、スマホから液晶画面を少しは取り返す事が出来るかもしれないとは思っています。
ものすごく良くなれば、ウェアラブル側がview部分を担い、持ち歩くのは安いCPUと通信モジュールだけの存在にする可能性も無いとは言えないわけですし。
この分野で個人的にはライフスタイルがどう変わるかを考える際に気にしている分野が2つあります。
1.決済系
2.O2O系
決済系についてはSQUAREやPaypal Hereが場所を取るレジスターを置き換えてくれる点はあれど、人が持ち歩く財布は変えてくれない、もしかしたら変える必要も無いのかも知れないと思ってはいます。クレジットカードがだいぶ浸透してきている日本ではカード1枚持ち歩けば生活に困らない状況に一番近そうなのがSUICA(VIEWカード)かな、と感じていますが、それでも1枚はクレカを持ち歩く必要があります。
ウェアラブルなデバイスがこの部分を置き換える、即ちスマホが本当にお財布になる事を後押ししてくれる点は期待しています。
これはなるでしょう。
O2O系、つまり人が移動するツールとしてどう役立つか?ですが、やはりGlass型であればデモにもあるようにオーバーレイ表示でネットの情報をリアルな世界に持ってくることが出来るので移動支援くらいはしてくれると思います。時計型であればJawbone UP的なヘルスケアの分野も取り込めますので、健康という軸から人を歩かせる、走らせる、食事のコントロールをする、更には血糖値や中性脂肪といった健康管理も行ってくれると考えています。
どれも不健康な人が健康に過ごすには必要な機能ではあるので、結局全部身につけてしまうのでしょうかね。
そう考えると、文字通り身に付けるデバイスがウェアラブルデバイスであるとしたら、ファッション系等本当に身につけないといけない分野からの参入が今後あるのだと思っています。というかあるべきと思っています。
写真の出典はこちらです。2005年?の話のようです。
プロジェクト紹介(ファッション):チームつかもと
普段着こそこういう機能があるべきですので、本当に役立つのはもっと身につける部分の下着とかなんでしょうかね。身につけるとなるとそれだけ安全性で不安が高まりますけど。
なんか大きなうねりが起きていると思っています。