思い立ったように書いておきます。
主に仕事の話です。
約1年やってきたプロジェクトを含め担当が発展的解散となったり、提供サービスの体制に変更が見られたりと管理職の一喜一憂が漏れ聞こえてきそうですが、担当者はこういう組閣に翻弄される立場な訳で、はっきり言って不信感くらいしか抱かないと言うのが本音。
大きい会社組織に属して10年以上ですが、ここしばらくの間、どうにもこうにも動かしようの無いものと言うのが大きな組織にはあるのだなぁと改めて思う事があります。それは企業の事業戦略と言うのはヒエラルキーの上部にいるお年寄りや技術の流れがよくわかってない人が寄り集まって「〜風」なお絵描きをしていると言う事です。こういう資料はたいてい「1ふ〜ん」程度のインパクトしかなかったりするわけですが、それを全うする事でサラリーをもらうのがサラリーマンと言う事になります。
問題は大きい組織、所謂大企業になればなるほど、このヒエラルキーの上部にいる方々は優秀な人が多い点。優秀すぎて「〜風」なお絵描きでも、ものすごく熱心に追求してどんどん違う世界に入り込んで行ってしまったり、サラリーマンらしく評価を気にしてそういうプランを止めないのが一般的だったり。つまり人のすげ替えで何かが変わる訳じゃない。
まぁサラリーマン的にスマートに生き延びるならこういう風潮にふわふわ乗って行く方が良いのでしょうけど、あいにく僕個人はこの手の流行に疎いし、中途半端に加担したくないと言うのが本音です。
そんな事に時間を割くくらいなら、ひとつでもいいから人の役に立ちそうなものを創りだして、世に問う方が企業として正しい姿勢のような気がしている。
今そういう動きに近いものが目の前に二つ。一つは僕自身が去年の秋から続けている社内の草の根の活動で、まぁ詰めは甘いけどコンセプトはcoolだと思ってやっているもの。もう一つは3月末から始まっている新しいプロジェクト。2007年は会社の外に意識が向いている時間が多かったから、そこで得たものを自分の生き方以外に会社の仕事にも使ってみようと思ってやってます。当然一人の力じゃどうにもならないものばかりなので、みなさんの知恵を借りながら進めて行けたらと思ってます。もちろん賞味期限はあるのでそれまでに成果がなければ終わりですけどね。
そんなわけで新しい年度が始まります。
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