ふらふらっと出かけ、DVDを借りて観ました。
実はあんまり前知識もなく観てしまったのですが、すごい映画があったんだと今更ながら感激しました。子供たちのリアルな表情とその目の前にある現実のひどさ。銃も殺人もドラッグもいつでも目の前にある彼らの街で、それ以外の世界を知らずに死んでいく子供たちがたくさんいると言う現実を思うと、運命のいたずらだとしか思えないような、理不尽さ、不平等さを感じました。
とはいえ、この映画のすごいところはヒドいシーンがあるにも関わらず、観ている最中にそんな暗い気持ちにさせる部分がほとんどない点でしょう。謎解きのようなクライマックスに向かっていくスピード感はトレインスポッティングのような印象を持ちました。何となく映画の終わりに向かうにつれ、どんどんスピードアップしていく感じ。
どちらの映画にも共通しているのは「街を出たい!」と言う強い気持ちがある点でしょうね。
そういう飛び出したいと言う熱さや若々しさが観ている側に十分伝わってきて、何とも清々しい気持ちにすらなります。
ブラジルは行ったことが無い国ではありますが、こういうご時世ですから興味本位だけで出かけてはいけない場所だと言う事だけはわかりました(w。
映画の公式サイトはこちら。
DVDは
シティ・オブ・ゴッド…CIDADE DE DEUS
価格: ¥4,179 (税込)
コメント
この映画を青春映画とらえる人もいます。
でも、リオの現実は、この映画よりもっとすごいです。
Sao Pauloさん、コメントありがとうございます。
リオの現実、気になる。
「漫画からの日本語」って記事、私はとっても気になってます。
現地の反応ってどうなんでしょう?