月次で幹事メンバーをしている単なる飲み会のgdgdnomiもかれこれ92回目でして、1月はCESが開催され、この数年、日経BPの菊池さんに毎年報告会を開いていただいています。
菊池さんは今回で10年目のCES参加とのことで、この10年の変遷なども伺えた点が他にはない有難いお話でした。彼が今注目しているフードテックの分野も、言葉以上にリアリティーがある情報として、日本の外で広がっている点に衝撃を受けました。更には同じくgdgdnomi幹事グループのactivevisionの川端さんのコメント(アンチUS的な)も同時に聴くことが出来る貴重な機会になりました。日本の家電メーカーの過去の立ち位置や日本市場でのポジショニングについては大変よく理解されている視点で、2019年の同じメーカーの動きを見ている視点からのコメントがとても貴重なコメントだと感じました。
ニュースだけであればSNS含め、CESの情報は得ることが出来る便利な時代ですが、そのCESの位置付けそのものが変わってきている話や、この1ヶ月、あちこちの報告会に参加している人の感覚で、報告を伺える点が、実は日本人の参加者の総集編的な内容を得ることができるこのタイミングの開催はなんとも有難い以外の良い言葉が見つかりません。ありがとうございました。
今回、会社のオフィスにある設備でこの報告会を行ったのですが、オペレーション面では1人では開催は難しくクラウドエバンジェリストの林さんの協力があって初めて開催できたと思ってます。
この数年、自らの考えをアウトプットするという事をなんとなく控えていたのですが、そこに大きな意味もないといえばないので、あまり気にせず、習慣として戻していけば良いと思ってとりあえず、今日は開催したことだけ記録しておきます。それぞれのテーマについてはおいおい考えがまとまったら書き残してみます。
たまたま2次会で会社の若手の人も参加してくれて、めずらしく会社員としての生き方みたいな会話になったので、思えば20年以上歳が違う今の優秀な人たちも、自分のような40代のおじさんも、同じように悩んで迷いながら毎日過ごしているのは同じなんだが、実はその年の差分の時間で得てきた経験値から得た知見というものは役に立つこともあるんだな、とふと思いました。確かに同じくらいの年代の頃に、自分が思うことを素直にぶつけて受け止めてくれる人って貴重だったと思う。その当時、僕の話を聞いてくれていた人は、特にそれが役目と自覚してはいないで、聞いていてくれたんだなと立場が変わったことで少しだけ理解できた気がした。