#iPhone5 を SIMフリーで運用するための情報1

memo

iPhone5

iPhone5が予定通り、予想通りの内容で発表されました。

国内販売も米国同様に21日から。
ソフトバンク:「iPhone 5」について
au:iPhone5に関するお知らせ

が、既にSIMFree版&ドコモ回線でかれこれ2年近く運用している身としては興味の対象はUnlocked versionの状況とnano SIMの状況です。

と言うわけで、移動時間にざざっと調べられる範囲で調べてみた情報をメモっておきます。

まずUnlocked Versionの方。ちゃんとAppleのストアでは提供されるようですが買うモデルが重要そうです。
意外と確認漏れしてる人も多そうなのですが、今回のiPhone5、型式としては3種類あるようです。
Tech Specを見る限り、

  • GSM model A1428 :LTE (Bands 4 and 17)
  • CDMA model A1429 :LTE (Bands 1, 3, 5, 13, 25)
  • GSM model A1429 :LTE (Bands 1, 3, 5)
  • ドコモのXiで使える事を期待して買うべきは「A1429」。
    AT&T版を買ってしまうとたぶん「新しいiPad」と同じ状況になり日本では3Gでしか繋がらない。
    (言い換えるとiPhone5は日本国内ではLTEで使えても米国では3Gのみになるって事ですね)

    現在出ている情報でよくわからないのがこのBands 1の対応状況です。
    Wikipedia(LTE)を読む限り、Bands 1であればソフトバンクのものもNTTドコモのものも同じに属しているわけですが、まぁFDDで同じ多重方式のLTEを提供しているから、たぶん今回はOKなんじゃないかとは思いますが、ソフトバンクには元々はWILLCOM救済で手に入れたTDD方式のLTEがあるので、今回のiPhone5で対応するLTEについてはソフトバンク側からの情報を見るとなんとなくわかるのかも知れませんね。

    参考:ソフトバンク、FDD-LTEの整備を発表 ドコモやauと同方式に

    続いてnano SIM問題。
    今日の段階ではドコモからnano SIM提供のニュースが出ていないので、iPhone5をXiプランやMVNO等で使う人はnano SIM カッターを入手するか、自力でカットするしかありません。

    が、Micro SIMの時はMINI SIMと同じ厚さだったのでカットだけで済みましたが、nano SIMになると厚さも違うようです。

    サイズ(幅x奥行きx厚み)

  • Micro SIM:12mm x 15mm x 0.76mm
  • Nano SIM :8.8mm × 12.3mm × 0.67mm
  • 参考:Phone 5に採用されると噂の『nano SIM』についてちょっぴり調べてみた

    nano SIMの方が0.09mm薄いようです。
    誤差の範囲な気もしますが、どう見てもSIMカッターで薄くは出来ないでしょうから、ここは紙ヤスリの出番ですかね・・・。カットした金属部分の処理が悪いと引っかかるかも。
    早いところドコモからnano SIM提供のニュースが欲しいところです。

    <9/18追記:nano SIMカッターもAmazonで売られ始めました>

    それにしても海外に行った時にプリペイドのSIMが使えて良かったのに、今回からはカットする以外に削る作業が発生するとなると難易度上がりますね。

    後はどこの国で買うかと言う問題もありますが大体答えは出てますね。
    値段を考えると円換算なら香港版が最安値(税金分と為替のおかげ)でしょうけど、リリース時期がずれますし業者さんが買いまくるから在庫が不安かも。普通の人は代行業者経由でしょうからこのあたりは今までと同じですね。

    ひとまず今日時点で調べた状況ではこんな感じですかね。
    他に情報をお持ちの方がいましたらお待ちしておりますです。

    良い子はテザリングも出来るau版を買いましょう。

    <2012/09/19追記>
    いちおうAmazonのSIMフリー関連の製品がざくっと表示されるストアを作ってみました。
    https://nozaki.com/shop/

    Posted from DPad on my iPad

    プロフィール
    書いた人
    野崎 秀吾

    Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
    ✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

    最近のプロジェクト:
    AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
    1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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