第41回東京モーターショー2009 千秋楽

memo

盛り上がりに欠けた感が大きい「第41回東京モーターショー2009(Tokyo Motor Show 2009)」が本日最終日。

最終日の前日の3日に何とか間に合って行ってきました。

場所:千葉市 幕張メッセ
期間:平成21年10月23日(金)〜11月4日(水)

公式サイト:http://www.tokyo-motorshow.com/

モーターショーの総裁がいたことを先ほど初めて知りました。

開催概要

総裁:寬仁親王殿下(!)

それはそうと、プレス用の初日に自動車メーカーが新しい発表をぶつけてくるので、一般紙にも掲載されますが、一般公開以降は話題性も低く、クルマ関連の専門サイト、個人ブログで情報を得る事になります。

一般紙
東京モーターショー:見どころは?エコ&スポーツ 試乗も 24日から一般公開(毎日)

とか。

クルマ専門系
Carviewの東京モーターショー特設サイト
レスポンスの東京モーターショー特設サイト

毎回、公式ガイドと言うものが販売されていたり、みどころを教えてくれるありがたい本が発売されるわけですが、今の時代はほとんどネットで話が済んでしまう気がしてます。

特に今回は出展も少なめで、来場者もそれ程多くなかったので、展示はじっくり見て回れました。

あまり前知識を持たずに会場に入ったのですが、環境性能のアピールが中心の各ブースでとても印象的だったのが本田技研でした。

HONDA booth

久しぶりに復活が宣言されたCR-Zがとても話題でした。

CR-Z (10)


展示車も去ることながら、ステージのメッセージ性が高く、本田宗一郎から伝えられたメッセージである「ないものをつくれ」を中心に据えて、自動車メーカーに突きつけられた課題に対する活動を紹介してました。

ちょうどそのステージの動画があったのでこちらをどうぞ。
一応書いておきますと、昨日の午後はお客さんでいっぱいでしたよ。

続いて展示車で印象に残った車をいくつか。
最初は見飽きた顔つきだと思ったのですが、この車が一番印象に残った気がします。
LEXUS LF-Ch (4)

一応解説がありました。
【東京モーターショー09】LF-Ch は次のレクサス顔?

あとはトヨタブースだとこの2台ですね。LFAとFT-86。
LFAは現物を見ると迫力がありました。早く公道を走る姿が見てみたいです。

LEXUS LFA (6)

特にLFAのエンジン音は今売られている市販車の中でもかなりレベルの高さで、ぶん回したら気持ち良さそう。手に入れる500人のオーナーはホントうらやましい。

ブースの奥で展示されていたアクリル製のLFAは圧巻です。あれはショーの後はどうなるんですかね?もうちょっと近くで見てみたいかも。

LEXUS LFA (22)

もう一台はやっぱFT-86。
多くを語る必要なし。ちゃんと発売してください。
車の保証とか難しい事を言わずに、カスタマイズする楽しみも残しておいて欲しいですね。出来ればお仕着せのパッケージだけじゃなく、街中のショップの製品からも色々チョイス出来るようなエコシステムを作って欲しいな。それこそが86をここまで神話にした大きな要素だったわけだし。

TOYOTA FT-86 (7)

日産ブースにあったLAND GLIDERもなかなか見た事ない細さの車でした。最初、目の錯覚かと思いました。

NISSAN LAND GLIDER (1)

その他、市販車では初めてお目にかかったLOTUSのEVORA。EUでのプレミア発表の時から気になってたのですが、結構好きな感じでした。
LOTUS EVORA (8)

さっそく商談してる感じの人もいましたね。
正規代理店のエルシーアイ株式会社のサイトには初お目見えの時の写真が載ってました。
http://www.lotus-cars.jp/evora.0927.html

展示車と言うわけでもないのですが、北欧に行ってから、何となくVOLVOが気になってます。特に新しいデザインが感じられるこのXC60が。
VOLVO XC60

現物を見ると結構大きい印象はありますが、ここまでパワーが無くてもいいかな、と思う。
ガンガン飛ばすなら他の車を買うし。
XC60の紹介ページ

あとVICSのコーナーのこのキャラは微妙でしたね。
Tokyo Motor Show 2009 (30)

工具でお世話になってるKTCのブースのこのメッセージは好きかも。そういや今年はSnap-onは出てなかった?
KTC (1)

その他、モーターショーにまつわるお話としてはモータージャーナリストの河口まなぶさん等がこのようなイベントをやってました。

再々告知! 明日みんなで盛り上がりましょう!【東京モーターショー09】

結局着いた時間が遅くて間に合いませんでした。
テーマはすんごく興味あるのでどんな展開になったのか?気になります。動画とか公開されたら嬉しいです。
河口まなぶさんさんのTwitterはこちら。
http://twitter.com/manablog

と、まぁ、米国の自動車メーカーはご存知の通りで西の最果てまで来る余裕があるわけない、とかで何とも地味な印象のモーターショーと言うふれこみだったので、行かなくてもいいかな?なんてちょっと思ってたのですが、展示を見ると印象が変わるものだと思いました。

今回のモーターショーを境に、どれだけ時代の変化に対応するか?自動車メーカー各社の動きを一人の自動車好きとして見守りたいと思います。少なくとも車のエンジンをガソリンからモーターに変えれば良い、と言うのが唯一の答えではないわけですから。

今回撮った写真はこちら

というわけで。

最後は割と売れてた東京モーターショーのオフィシャルクッキー。今頃は関係者のおつまみなのでしょうか?
Tokyo Motor Show 2009 (32)

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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コメント

  1. ミライ より:

    素晴らしいレポートですね。
    おっしゃるように、最近はネットで情報を見るだけで済んだ気になってしまいます。
    しかし、実物を見た時の衝撃。実体験を伴った活き活き
    とした感覚。
    本来、人間が持っている、生き物としての感性を大事にしていかないと、
    この先、何があるか分からない時代を生き抜いていけないと思います。
    ネットやメディアの情報で、眼が曇らないように。
    「自分で考える」ということを大事にしていきたいですね。

  2. Shugo Nozaki より:

    コメントありがとうございました。
    擬似体験が現実に近づいてるからこそ、感性がどういう感覚だったのか?考えさせられる気がしてます。

    また遊びに来て下さいませ!

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