日経Net Marketing Forum 2007のワークショップを終えて

日経Net Marketing Forum 2007でOBIIがお手伝いさせていただいた「ネットを活用した地域と企業のコラボ・マーケティング~企業×ネットによる地域産業振興の未来~」 と言うワークショップが無事に終了しました。お越しいただいた皆様、OBIIを使ってくださった日経BPの皆様、会場のスタッフの皆様(時間をおしちゃってごめんなさい)、そして事務局(withサポート)各位、お疲れ様でした。

このサイトで告知の時に書きましたが、個人的にはこのテーマにはあまり実感がわかない部分があって本当にワークショップのお手伝いが務まるのかなぁ・・・?、とか不安だったのですが、やってみると割と身近な話に置き換えられたりと、事務局の立場でも色々な気づきが得られた気がします。それにこういう知の創発といった趣の場にいらっしゃる方々って、瞬発力と言うか発想が豊かな方が多くて短時間なのに最後に出てくるアウトプットのユニークさに驚かされます。

会場の雰囲気などは・・・

ディスカッション中です(OBII)

ワークショップ「地域メディアを作ってみる」(OBII)

などでご覧ください。

バーチャル和歌山の道本さん、シブヤ経済新聞の西さんのお話も非常に中身が濃い、実行者だからこその講演で、「やるのは楽じゃないけどやってる事の価値を信じて進む事」の重要さを感じました。特にシブ経は自分自身が(昔懐かしい)ビットバレーとか言っていた時代に地域情報関連の集まりにちょくちょく参加していたりした事もあって開始当初から何となく知っているサイトなので、生なお話が聞けて嬉しかったです。

普段のOBIIのミーティングをご経験なさってる方はお分かりだと思いますが、OBIIのミーティングは最初にテーマや課題を持ってる人がプレゼンをして、課題を提供し、その課題について3人一組でチームを組んで答えを考えるような進め方をしてます。司会の方で大まかなアナウンスはしていくので大体の人は迷うこともなく、かなり突っ込んだ議論が各グループで繰り広げられるのがいつもの状態。

今日はだいたい30人位はグループワークまで参加していただき、開始当初からかなり白熱した議論が起こるチームや、なかなか本題に落ちていけないチーム等、進捗度合いはまちまちでしたが、今日初めてあった3人同士で何かを話合う中のほんのチョットの気づきから面白いアイデアに発展するダイナミズムを体感した人が多かったのではないでしょうか。

結局のところ、こういうのを体験する場、普通にやれる場が少ないってだけなんじゃないかと僕は思ってます。だって最初は思いついたことを普通に語るだけなんです。そこにはたいそうな理論も、理屈もいらないし、専門家ぶったかっこ良さも必要ありません。しかし、仕事と言われるとなぜだかこういう頭の使い方が出来なくなってしまってるのが不思議な事だと自分自身で思う事があります。たぶん、よくわかっているからこそ、見えない前提条件を勝手に作ってしまって、発想が出にくい状態を自ら作ってるだけなのかな?って思います。そういう前提条件を意識して取っ払ってみると、また違う答えが見えてくる気がしますし、僕自身は各グループワークの場に割り込む時はこの点を意識するようにしてます。

このワークショップの後、日経ネットマーケティングの創刊お祝いイベントにちょこっとだけ顔を出させていただきました。 あちこち見回してもこの業界的に有名な方々。自分的にはかなり恐縮な感じだったので早々に退散させていただきました(だって、話についてけないし)。と、言うか事務局的に決める事が山積みだったって話もありますが・・・。

リッツカールトンのラウンジでダラダラと話をしたわけですが、こんなお高いとこで飲んでる人たちの様々な人間模様を垣間見る事が出来て、別の意味で刺激的な場所だなって思いました。たまには良いもんだなっ(w。

そんなわけで。

その後、今回のフォーラムに関する他の方の記事など。

追記:OBII、日経ネットマーケティングで活動する
追記:NET Marketing Forum:犬の目で地元を紹介? ユニークな地域サイトのアイデアが続出
追記:OBIIブログでのまとめ

など。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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