#iPhone5 に変えた

在庫不足が続いていると噂のiPhone5に予約から待つこと1日で入手出来ました。
（先週の金曜日の夜に池袋のビックカメラに立ち寄ったらあっさり予約、翌日入手）

もともとiPhone4の時代からSIMフリー版でドコモのネットワークを使っていたのですが、今回はLTEが使えないことに加え、広いエリアの理由であるFOMAプラスエリア（800mhz帯＝所謂プラチナバンド）が使えないと言う事もあり、アップデート方法を模索していました。

変えてみた感想としては

です。

軽い、については文字通り端末の重量とA6チップ、メモリー増量による処理速度です。4sの140gから112gへ変わるとさすがに持った瞬間の手に感じる感触にはかなりのインパクトがありました。また搭載チップが新しく、4sに勢いで入れてしまったiOS6もさくさく動いている事も軽さを余計に感じさせてくれます。正直SIMフリー版の4sで十分だな、と買うまで思っていましたが、こうしたスペック表で見せにくい快適さがAppleの提供するユーザーエクスペリエンスにつながっているんだろうと思います。

薄い、についてはこれも端末の薄さの事です。
見た目に関しては昔のSony EricssonのXperiaっぽいと思ってしまうのですが、これまたiPhone4sの薄さがどこかへ飛んでしまうような印象を持ちました。画面が大きくなった事の変化に関しても、立方体が実際には2mm弱薄くなると握り込める範囲が変わるので、今までより遠くへ親指を持って行ける事になるので、薄さとディスプレイサイズの変更、端末の軽さを良くデザインしたと感じました。
この辺は手のサイズによって感想も変わると思いますが、僕の触った感じでは上記の印象です。

速い、についてはA6チップの話と言うより、LTEの話です。
もちろん高速化されたネットワークを活かせるCPUパワーが必要なのは言うまでもありませんが。

LTEの速度比較はネットでも色々と記事があがっていますが高速なネットワークをこの薄くて軽いCoolな端末でいつでも使えると言う事は、たぶん2007年にiPhoneが発表された時に誰しもが期待した世界でして、この点についてはWiMAXルーターとかを使うことで今までもある程度実現出来ていたのですが、このiPhone5ではとうとう端末1つで全てが出来てしまうことになりました。

賛否両論あれど、今良いバランスで持ち歩けるスマホとして良く出来ていると思います。これまでiPhoneやiPod touchを使っていた人の資産もそのまま活かせますし、トータルのコストで見るとAppleがデザインしたこの使い勝手は通信キャリア主導で提供してきたこれまでのモバイル業界だけではなし得なかったレベルにこの5年でなったと実感出来ると思います。

で、この使い勝手を手に入れるために再びドコモからMNPしてau by KDDIの庭に行ってしまいました。
じゃあSIMフリーな世界はもうやめるのか？と言う側面についてですが、今のところ端末の設定でLTEは決まったキャリアしか使えない仕様な事もあるものの、このKDDIなSIMがあると米Verizon版のiPhone5（CDMA A1429）はLTEが使えてしまう模様。なので、次回買い換えるときに日本での対応キャリアに変化が無い場合はCDMA対応の米Verizon版を買うことになるだろうと思います。
今回も端末料金の支払いは一括で購入して毎月の通信料が割引されているので回線は2年使った方が良いと言うのもありますが。
後は米国Verizonがプリペイド型のiPhone5LTEプランを出してくれたら、SIMフリーのメリットの大部分は事足りそう。
テザリングに関してはこれまでも同じく7GB上限のXi回線で出来たのでインパクトが薄いのです。

ネットワークのエリアカバレッジについては使ってみないとわからないのですが、個人的に携帯電話回線に期待している事はいつでも使える事で、それゆえ一番カバレッジが広いドコモを出来るだけ選ぶようにしていましたし、言い換えれば今回香港SIMフリー版（with Xi回線）を買わなかった大きな理由です。LTEよりプラスエリアが使えない点が最後の決め手。nano SIM作る事に関してはやすりで削れば良いのでおおかたの目処はついてましたけどね・・・。
今年の夏休みのようにその恩恵を存分に感じる離島に行く事はあまりなく、年間の大半を東京都内で過ごしている今の生活ですとそんなに影響が無いようには思います。電池の心配だけしていれば良かった事に比べると慣れるまで時間が掛かるかも知れませんが。

わずか2日使った感想としてはとりあえずこんな印象です。
感想がまとまったらまたレビューを書きたいと思います。

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