あの #Ring のLogbar の新製品は音声翻訳デバイス “Ili(イリー)”

GADGET

魔法の指輪”Ring”で楽しませて頂いたLogbarから発表された新しいウェアラブルデバイスは”iLi”と言うそうです。

まずはTrailer

Kisses in Tokyo – ili (Wearable Translator) by Logbar

で、このプロモ動画については「いきなりKissとか気分わるっ!謝れ!」と言うツッコミもあるようです。

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キャンペーン · Logbar: remove and apologize for your racist and sexist “ili” promotional video. · Change.org

iLiの製品について

それはそれとして、製品の公式サイトはこちらになります。

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ili(イリー)- ウェアラブル翻訳デバイス
ili(イリー)- ウェアラブル翻訳デバイス

日本語でもサイトはあるのですが、見ての通りでターゲットは日本語圏以外の英語・中国語圏の方々で、当然2020年東京オリンピックに当て込んだ製品ですよね。競合は思いっきりスマホアプリ、Google翻訳だと思います。

ネット接続不要

ウェアラブル

を強みに戦っていくようですが、この強みが競合の追随を許さないような独自資産になっているかは現時点では出来映えもわからないので不明です。もう少し製品の事を知りたい方はGigazineさんあたりもお読み頂くとわかりやすく解説されています。

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話しかけるだけで日本語を多言語に音声翻訳できる小型の翻訳デバイス「ili(イリー)」 – GIGAZINE

マーケティング戦略、なのか?

ちなみに「ili」だけで検索するとこちらのサイトがトップになります。日本語訳が「イリー」と「イリィ」で違います。翻訳の方は「イリー」ですのでお間違いなく(積極的に間違える方を止めるものではありません)。

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“iLi” Official Website
“iLi” Official Website

こちらの方ですかね。

ちなみにこの写真集のタイトル、製品のURLにも使っている「I am iLi」なんですね。

ネーミング一つとっても、ツッコミ待ちな感じがしますので、全体としてはRing程に派手な立ち上げをしないでステルスっぽく立ち上げながら製品の精度をあげていきたい、という過去の教訓を活かした大変したたかななマーケティングプランなのかな、と思いました。

以上、客観的な情報だけですけど、CESでの反応が気になるところです。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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