ネトゲで学ぶ ”相手の協力を得るリーダーシップ”

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たまたま目にした記事なのですが、リーダーシップを発揮できるコミュニケーション手法の解説としてもわかりやすくて記憶に残ったのでメモしておきます。僕はあいにくオンラインゲームには全く手を出していないのとおっさんなんで、元記事からするととんちんかんな部分に反応してしまっている気もしますが。

元記事:3年で200万円浪費するほどオンラインゲームに依存する36歳女の闇――知られざる女の真実Part3|ウートピ

こちらの記事はもともとは女性向けポルノノベル作家の大泉りか氏が女性にインタビューしているシリーズ物で、今回はいわゆる「ネトゲ廃人」になっていた女性(T子さん)へのインタビュー。

インタビューの流れ
インタビューの流れは、リーマンショックで働いていた会社の仕事が減ってきたタイミングで席替えがあり勤務中にネトゲする時間が増え、リーダーを任される事が増え課金ユーザー化しオンオフのミートアップで仲間とのコミュニケーションが増えていったこともあり、3年で200万浪費するネトゲ廃人化した、との事。

そこまでいくと3000人位の軍隊を率いるリーダーになっていたそうですが、現在はリアルな生活環境の変化ですっぱりネトゲ世界から足を洗っているようです。

T子さんが得た知見

T子:人を引っ張る力とリーダーシップですね(苦笑)。仕事だったらお金が発生するけど、ゲームだと発生しないから、どうやって無償で協力してもらえるかって考えないといけないんです。ポイントは頼る、褒める、8割答えを出しておいて相談すること。本当は、自分の中では答えは10割決めてあるんですが、残りの2割に一番美味しいところを残しておいて、相手に選択させるっていうのがポイントです。

3000人の軍隊(at ネトゲ)を引っ張った実績があるノウハウですが、別にお金が発生する仕事であっても役割分担をして仕事を進めるには必要な視点と思いました。

うまくいくリーダーはコミュニケーションの取り方がうまい
そもそもチーム全体のパフォーマンスをあげて成果を出すにはそれぞれのメンバーが与えられた役割を演じる必要があります。各メンバーがその役割を演じる事をいやいや行うのと、納得して積極的に行うのではチームのパフォーマンスが全く違ってしまいます。
例えばネトゲの話であればゴールは「勝つこと」ですが、ビジネスであれば例えば「利益を出す」だったり「効率向上」等と色々あるものの、結局は誰か1人で全てを成すことは限界があり、参加している人がそれぞれ何かをがんばらないと実現出来ない事が多々あります。とはいえ、誰しもがそのゴールに対する思い入れを同じく考えているわけでは無いので、「相手を頼る」事で課題を相手と共有し、「相手を褒める」事で相手自身にスキルを気づいてもらい、「相談する」事で相手にその課題解決が実現可能な事を理解してもらい、動いてもらう事で、ひとつひとつの課題を解決していくプロセスを繰り返す事になります。

もちろんこの前の段階でそもそも活動する意義を定義しておくべきビジョンが必要でしょうし、ゴールに対する達成度合いによって次の展開が変わることも考えながら次の行動を取る事になるので、今回の話がリーダシップを発揮出来る全てのプロセスではないですが、基本的なコミュニケーションが成り立たないとチームは動かないので重要な要素なので理解しておいて損は無い事だと思いました。

多少違いはあるがプライベートでもリーダーシップは役立つ
リーダシップと言うとビジネスや政治の世界だけと思う方もいるかと思いますが(いないか、、)別に普段の会話でも重要な要素でして、例えば男女のカップルが明日のデートの行き先を決める際の会話にも役立ちます。多少ビジネスとは違いもあり、時と場所によって”リーダー”が男女で入れ替わるので、状況に応じて立ち位置を交換する必要があるものの、今回のようなコミュニケーション手法をひとつのフレームワークとして理解しておくと、揉めることが減ると思います。

何の自慢にもなりませんが僕自身も昔からコミュニケーションの取り方が下手で試行錯誤の連続でまだまだベストからほど遠いので、自己鍛錬でこれからも意識して改善したいと思ってます。まぁ元から理論派ではなく実践派なのですが。

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プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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