生 TK にサインもらってきた

TKサイン memo
TKサイン

ぴあのTM30周年特集の企画で小室哲哉さんのサイン会が代官山の蔦屋書店であり、参加してきました。長年追い続けていたアイドルに会えて感無量です。300人もサインしたとは本当にお疲れ様でした。

<2014/05/21 updated>
ニュースもあがってました。
小室哲哉、今の時代は「音楽やりにくい」 – エンタメ – 朝日新聞デジタル&w

生TK待ち

生TK待ち

白い敷居の向こうに生TKが

白い敷居の向こうに生TKが

サイン会場を外から見たところ

サイン会場を外から見たところ

まぁ一言で書くなら「ありがとうございました!」で終わりなんだけど、今回はもう少しお付き合いください。

自分が大好きなものって誰にでもあると思うんです。

身近な人はよくご存じの事と思いますが、僕自身はとても飽きっぽい性格です。ハマっている時の熱量が高いので、色々なものが好きなんだと勘違いしている人もいるようなのですが、とても飽きっぽいんです。すっごくハマって、すぐ飽きます。

それ故、10年単位のサイクルとかで見て頂けると本当に好きなものがわかるんじゃないかと思います。残念ながら、そんなスパンで見ている人もそうそういないと思うので、結局、身内しか僕が心底好きなものと言うのは知らないと言う状態になります。彼らは別にそんな世界が見たいとも思ってないと思うのですが、しょうが無いと思っている事でしょう(お互い様です)。

で、その好きなものって何か?と言いますと、今のところクルマ(速く走るところにロマンを感じたバブルの頃のクルマ達)と電子音楽なんですが、まぁ流行言葉で言うならEDMですね。要するに「デジタルな何か」が好きなんだろうと思います。SF映画が好きな少年時代を過ごした事が大きな要因だと思います。

SF映画について、書き始めたらえらく長くなる事がわかったので(いちおう書いてはみた)、いつの日にか別エントリーで出すかもね、と言う事で割愛します。

で、今日は音楽の話です。

これまで自分の音楽好きを振り返って、運良くターニングポイントになった人達と直接お会いする機会に恵まれてました。今日お会い出来た小室哲哉さんもその一人。”Self Control”をラジオで聴いて、レンタルレコード屋でアルバムを借りて、それからのお付き合いです。

この動画の最後の方に出てくるSelf ControlはFMで放送されたライブの様子をテープに録音して、本当にすり切れるまで何度も聴いた演奏だと思う。最後にミスるところまで含めて、本当に全部覚えてる演奏。そういう思い出を含めてあっさりと共有出来るなんて、本当にステキ。
Self Control TM Network

たぶん、この東京ドームのライブは現地にいたと思います。CAROLのパートの時に会場をぐるぐる回るサラウンドの音が鳴る順番を全部当てた記憶だけ残ってます。

TKサイン

TKサイン

もう一人は今やグラミー賞のアーティストになったナイルロジャースなんですが、彼にもブルーノートの楽屋と言う珍しい場所で直でお会いしました。しかもTwitter経由で繋がった事がきっかけで。

たぶん、僕の音楽好きな生活に影響を与えた方々と言う意味では、Quincy JonesやHuey LewisやSteve Vaiはライブに行ったという事で、お茶を濁すと、たぶんこれで十分なんです。もちろん音楽以外であればピカソやダリにもお礼が言いたい事はありますが、音楽ならMJは別格として、マーラー始め、クラシック界の大御所も含め皆さん既に天国に召されたと思うし、他にきっかけになったアーティストをあげたらキリが無いので。Pet shop Boysは活動しているうちにいつかロンドン公演を観に行きたいけど。

誰にでもそういう存在のアーティストっていると思うんです。

異動後1ヶ月 | edge of the future

ちなみにクルマで言うと第2世代のGT-Rが好きで、BNR32の開発主管の伊藤さんにもお会いしました。地味なんですけど、このクルマは日本のバブル当時のほんの一瞬ではありますが、日本の自動車技術が世界で一番になった瞬間に、本当にその世界最高を作った車だと思っています。ホンダNSXファン、ロータリーエンジンの勇 FD3Sファンには申し訳ないんだが、この車ほどに採用した技術で世界に対してインパクトを与えられた車は無かったと思う。プリウスは別の意味でイノベーティブだったと思うけど。

IMG_9706.JPG

もちろん今の時代にGT-Rの名前に恥じないクルマとしてR35をこの世に生み出した水野さんにもお会いしました。

NISSAN GT-R車両開発主管 水野和敏によるGT-R2012年モデルの開発秘話 | edge of the future

忘れてはいけないSteve JobsもWWDCで生でプレゼン聞いたしクパチーノの本社にもApple Garageにもお邪魔したので良しとしておきましょう。

Apple Garageの訪問記

初日の訪問先 Apple Inc

で、彼らと直接会っても、実はすごく会話したい事なんて無くて、本当に「ありがとう。Thank you So much」と言いたかっただけなのかも知れません。もちろん、話せばもっと色々と別の時間はあったと思うんだが。

きっと僕は彼らが心底悩んで紡ぎ出した作品とその中にある世界観が好きなのであって、今、目の前にいるそのクリエイターである彼らとイチャイチャしたいわけじゃなく、作品創ってくれて本当にありがとう、すごく感動して、人生変わりました。そう言いたかっただけです。
もし一緒に何かを作っている立場なら、別の感情になるのだと思うけど、彼らと僕はそのアウトプットである作品を介して会話していて、その作品の中でのつながりなんだな、と作った人達に会う度に思うんです。

そして、その度にそんな会話をしてきた自分が、その作品達から得た感動に見合う作品を作り出していない事に、心底申し訳ない気持ちになるんです。すごくクリエイティブな感情を与えてもらったのに、何も形に出来ていない、自分のふがいなさに泣きたくなるんです。彼らクリエイター達が命を削って紡ぎ出した作品の思いを受け取るだけの感性を持ちながら、何も次に繋がるアウトプット出せていない自分の甘えが手に取るようにわかるので。

創り出した作品が自分の手を離れて人の手に渡って、その作品によって誰かに影響した結果、自分にリアクションが返ってくる、なんて、アーティストなら一番嬉しい事なんじゃないかと僕は思っています。少なくとも、その反応がネガティブなものであっても人の手に届いて、何かしらの生活の一部になった結果、Fitしなかった部分とその理由がわかれば次に変えることが出来ると思う。

感動した事をなぞるような事、単なるトリビュート作品を創るのはなんとなく違うような気がするので、少しでも新しい形にして人に伝えられる事を増やそうと思った1日でした。

小室さんが逮捕された時の、わかっていた残念感で書いたエントリーはこちらです。
TK逮捕の件

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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memomusic総括
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