星のや 竹富島 で本当にのんびり過ごした事

早いものでもう11月なのですが、思い出したように(笑)9月に行った竹富島で宿泊した宿の事を書いておきます。

宿泊したのは星野リゾートが2012年6月に開業した「星のや 竹富島

まず星のや 竹富島の概要もざっくり書いておきますと、竹富島の集落を作ったようなコンセプトですので、いわゆるコテージと宿泊者が自由に使えるラウンジ、プール、オーベルジュとしてのレストランで構成されています。

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コテージの見た目は集落と同じ作りとはいえ室内はモダンです。
宿泊人数によっていくつかタイプはあるようですが、こじんまりしながらもとても過ごしやすく、ゆんたくラウンジで借りてきた本を読んだりすると、本当に「体験」する事でしか味わえない設計の緻密さに気付かされました。

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プールは小さいながらも24時間入れるそうでして、個人的には夜が一番おすすめです。
文字通り満天の星空を見ながらプカプカとプールに浮かんでいると、数えきれないほどの流れ星と出会えますので、灯りの多い都会では味わえない贅沢な時間が過ごせました。

宿泊者の集落の先にはあいにく泳げないもののプライベートの浜もありまして、ここからの朝日はかなり見ごたえがあります。

星のや 竹富島はオーベルジュなのでレストランでの夕食が良いとは思うのですが、せっかく竹富島に来たので島のお食事処にも行ってみたかったので、朝食だけいただきました。

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コテージに運んでいただいたので洋食か和食の種類しか選べなかったのですが、レストランまで行けばおかずを選べたそうです。朝食としてはかなりのボリュームでしたが美味しいから全部食べてしまいました。

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ラウンジではシークワーサージュースやコーヒー等がいつでも飲めますし、夜になるとBarにもなり、泡盛の利き酒が出来たりと客室で過ごすのとはまた違う時間の過ごし方が出来ます。ここに集められている本がまた面白いセレクションだと思いました。時間の流れがゆったりした琉球の空気の中だと、普段はあまり手にしない本に手を伸ばしてみたくなりますし、そうした空気の中で頭に入る文字達は普段と違う彩りで記憶に残るものだと改めて体感しました。
僕の場合は日頃大量の情報が流れているネットばかりしているのがいけないのか、文章との接し方がいい加減になっていたのだと感じた次第です。じっくり文章と向き合うと、その行間を含め書き手の世界が広がるものですし、そうしたパワーを受けると、今度は自らがアウトプットしたくなる衝動に狩られるのだと思いました。自分の右脳が自然な状態に戻る感じ、と言うか。
非常に貴重な時間を過ごせたと思いました。

そんな空間、体験を作り出している宿の作りは過剰と感じさせないように配慮しながらも細かいところまで気遣いが素晴らしいの一言につきます。

例えばこれは部屋に設置されている懐中電灯。
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街頭がないので当然のように夜は真っ暗になるのですが、こうしたものが自然と眼に入るところに置いてあります。
またプールで遊んでいるとラウンジの方が浮き輪やスポンジ、タオル等のグッズをそっと用意してくださる。昼間にプールに入っていれば自然と飲み物を用意してくれる。高級リゾートなら当たり前といえば当たり前なのですが、ゲストとの距離の取り方ひとつをとっても、節度があり、押し付けがましくないサービスがこうしたゲストひとりひとりのための時間を演出していたのだと思います。
ビジネスなので当然それ相応のコストがかかるものなのですが、顧客が体感した上で納得して払えるものにコストをかけている姿勢はホスピタリティを売りにする企業なら見習うべき事が多いと気付かされました。

そんな事を感じたエピソードのひとつとして。
僕らが竹富島から石垣島まで戻る船の時間をよく調べていなかったのがいけないのですが、シャトルバスの予約を忘れていたため、急遽チェックアウト時間から次のフェリーまでに間に合うように宿から港までスタッフの方に送っていただきました。本当に細かいところまで宿泊者のわがままを受け入れてくれる、言い換えれば宿泊者の求めるゴールである「良い旅行体験」を演出するために出来るソリューションを提示してくれる姿勢はとっさの判断とはいえ心を打たれました。

夕飯にシャトルバスに乗って島のレストランに食べに出かけると、ちゃんと行き先のレストランの席まで予約されている、なんて事は気づかなければ自然とご飯を食べて帰るだけなのかも知れません。そういう部分にまで気を回している。ホスピタリティとは最後は人材そのものから生まれるものだと感じた次第です。企業としてはそうした姿勢を教育しているわけですから、ロジカルに、システマチックに体系立てて行なっているのだろうと思います。

機会があれば、あの新築の竹富集落のコテージに年季が入ってきた頃に、また訪れたいと思いました。

竹富島ではありませんが星野リゾートが運営する宿が近くにあるようです。

<2013/07/04追記>
竹富島の食事で実際に行ったお店

ようこそ竹の子へ

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