ウメサオタダオ展

memo

Via Flickr:
@ 日本科学未来館 (Miraikan) 4sq.com/ytixSR (posted via FlickSquare)

2010年に他界された梅棹 忠夫さんの活動を振り返る事で、大量の情報を巨大なコンピューティングパワーによって誰しもが整理する事を求められている、ある意味民主化された現代を生き抜く知恵や気づきを得られるイベントでした。

”世のなかはハードウェアからソフトウェアへ、物質から情報へ、そして経済から文化へと大きく転換し始めている”

2012年の今でもまだ転換の真っ最中なのに。

YES!!

At 日本科学未来館 (Miraikan)

フィールドノートのレプリカを実際に手に取ることが出来ます。
ウメサオタダオさんの実際のフィールドノートのレプリカ。メモの取り方勉強になります。

そしてローマ字カード。こちらもレプリカを実際に手にとって見ることが出来ます。
文字はローマ字ですが、すごく整理されてる。

ノートはなんでもかんでも書き込み蓄積するもの。カードは繰るもの。さがし、うごかし、並べ替えることで脳細胞の働きを可視化し、論理化を助けてくれる

カードの情報を鎧のようにつなぎ合わせて文脈にしていく。

こざね法の現物。最近はポストイットの並べ替えでやってますよね。

そうした情報がひとつに集まったのを一件ファイルとして整理していたそうです。

色々な情報をひとつのファイルにまとめた一件ファイル

他にレプリカが展示されていたのがアドレスカード。
名刺をもらった最初の日に名刺をカードにコピーして、以後会った日を更新していく。
アドレスカード。あった日が更新されて行く方式。

テキストだけではなくイラストもここまで書き込む。
説明ではノートびっちりに書くところが後の写真の構図にも共通との事。
用紙いっぱいにきっちりとスケッチ。確かに写真の構図を考える事と同じだな。

早くからタイプライターを使ってたわけですが、これはカナかな入力のタイプライター。
ちなみにこのタイプライターが出る前のカードは全部ローマ字で書かれてました。
カナかなタイプライター。ブラザー工業製

ご興味をお持ちの方は2月20日まで、日本科学未来館でやってます。

梅棹忠夫 関連文献

企画展「ウメサオタダオ展-未来を探検する知の道具-」
場所: 日本科学未来館
会期: 2011年12月21日(水)~2012年2月20日(月)

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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