モノ作り好きが大集合だった Make: Tokyo Meeting 03

art

MAKE:Tokyo Meeting 03

去年のイベントの様子を見ていて、「何か楽しそうだな」と思ってたMAKE:の日本版イベントに行ってみました。

MAKE: Japan : Make: Tokyo Meeting 03

場所:デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ
   (東京都八王子市松が谷1番地)

八王子とありますが、電車で言うと多摩センターです。多摩センターと言えばパルテノンですね。
この道の先にあります。
多摩センター

多摩モノレールにも乗った事が無かったので松が谷駅と言う駅まで一駅なのですが乗ってみました。
多摩モノレール
モノレールグッズなんてのも出ていて、結構興味を引かれました。
多摩モノレール グッズ

駅から2分くらいで会場のデジタルハリウッド八王子制作スタジオに到着。昔の小学校の校舎を使ったと書いてありましたが、見ての通りホントただの学校です。モノレールからも校庭でグダグダしてる大人達が見えたので、何か怪しい事やってる感が漂ってました。

MAKE:Tokyo 03

簡単な受付を済ませ、最初に行くのはやはり体育館。
入るとこんな感じ。
MAKE:Tokyo 03
そして、LANケーブルほどきの時間を競う”スピードケーブリング日本公式戦”をやってました。
MAKE:Tokyo 03
ちなみに左の方は昨年のチャンピオンで、右の人が今年のチャンピオンになる人。ある意味歴史的な一戦と言えます。

そして、Mitch Altman氏のブレインマシン体験コーナーもありました。
MAKE: Japan : MTM03 – Mitch Altman来日決定!

MAKE:Tokyo 03

実際に試してみましたが、どう見えるか?はご覧いただいた方のお楽しみと言う事で。確かに何かぼわわーんと脳に感じる部分はありました(言い過ぎw?)。

会場で気がついたのですが、楽器がいっぱい出展されてまして、シンセ等の電子楽器が大好きな僕にとっては天国のような場所でした。動画で撮ってないので写真だけでいくつか紹介します。

これは直感的なシーケンサーで鉄の玉を載せた部分の音が鳴るようになってました。
MAKE:Tokyo 03

MAKE:Tokyo 03

MAKE:Tokyo 03

MAKE:Tokyo 03
これ、写真じゃちっともわかりませんがドラムマシンです。ポクポク鳴ってるんです。

他にはすごい大掛かりな音源もありました。電気が出る時に音が鳴るわけです。思わず隣にいる人と、この大げさ感はすげー無駄っぽくていいっすねw、と感想を述べ合ってしまいました。曲は結構なトランスでした。
MAKE:Tokyo 03

MAKE:Tokyo 03

これはWeb Synthで、URLを入力するとCSSやRSSで音を出す、と言うもの。外側のシンセ部分は手作りとの事。
その手作りっぽさがMoogみたいで良い感じでした。

MAKE:Tokyo 03

その他音楽関連で言いますと、校舎の方ではリールを使った音楽のライブをやっており、かなり盛り上がってました。

MAKE:Tokyo 03

音楽っていえば音楽なのが”ニコニコ技術部”
MAKE:Tokyo 03

何か?をものすごくざっくり説明しますと、初音ミク関連の方が集まってるコーナーです。
これは”あの楽器”。ちゃんと押した場所の音が出てます。
MAKE:Tokyo 03

他に面白かったものをいくつかピックアップします。

デイリーポータルZのコーナー。あーこれ見てみたかった!って展示がいっぱい。
MAKE:Tokyo 03

日記にはご苦労の様子が・・・。
デイリーポータルZ 制作日記(DPQ)

続いてこちらはイライラ棒。すんごい難しい。
MAKE:Tokyo 03

電子機器ばかりではなく”Craft:”として手芸系も一部屋あり男子比率が極端に低い感じです。
MAKE:Tokyo 03

MAKE:Tokyo 03

これはバクテリアの軌跡を使ったアート作品を展示している人のバクテリアの方。
MAKE:Tokyo 03

写真の上の方に写っている緑色の物体がバクテリアを培養しているところだそうです。
MAKE:Tokyo 03

そういえば昔粘菌インターフェースと言うのがあると聞きましたが、割とこういう生物系の力を使う人はいるのかも。

説明を受けるまで何もわかりませんでしたが、面白かったのがこれ。

MAKE:Tokyo 03

この作者の方は昔車窓を眺めながら指で人が走っているようにして遊ぶのが好きだったそうです。それを作ってみたとの事。
携帯上で表示したプログラムをミラーで反射させる事で、実際に流れる車窓と合わせられるのです。
プログラムの方はQRコードで配ってるのですが、肝心なミラーの方が無いので、結構敷居高い気がするんだけど。

最後までよくわかんなかったのがこれ。
MAKE:Tokyo 03

床に貼付けてあるスイッチを押すとテレビが見られます、と書いてあったので押してみたのですが、ビニールについたファンが動きだし、写真の状態になりました。

よく見るとゴミ箱の中にテレビが埋まっているので、たぶんこのビニール部分に反射したテレビ画面が写るのでしょうけど、肝心なテレビの電源が切れてるし、テレビを付ける方法もないので、てっきり中に入ったゴミを簡単に捨てられるマシンかと思って、一緒に見てた人達と笑っておりました。もしかしたらそういうコミュニケーションツールなのかも。
※たまたま電源が入ってなかっただけだろうからちゃんとした状態がわからなくて残念。

紹介し始めるときりがないので他の写真はFlickrをご覧ください。
MAKE:Tokyo 03 – a set on Flickr

本当に熱気あふれる空間に触発されてしまい、思わず本を買ってしまいました。
MAKE:Tokyo 03

肝心なキットを買い忘れちゃったのですが、ちまちまいじりながら楽器とか作ってみたいです。

そんなわけで、滞在時間はそれ程長くなかったのですが密度の濃いイベントでした。
しゃべり疲れのところでお話伺った皆さま、ありがとうございました。

<5/24追記>
僕自身が素人&音楽系好きなので、こういうエントリーになりましたが、がっつり知りたかった方には物足りないと思うので、参加した方の記事を見つけたら、追記しておこうと思います。

[日本Androidの会のブースの方]
[MTM] Make: Tokyo Meeting 03に参加してきました 2009-05-24 – Project Hews by 木南英夫

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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