[映画]容疑者Xの献身

公式サイト:容疑者Xの献身

とりあえず先週見てきました。

まだ観てない人もいるのでしょうからネタバレ的な事は書きませんが、僕としてはやっぱり原作読んでみようかなって気になる作品でした(読まずに観ましたw)。シナリオ自体は最初から犯人がわかっている、すごく単純なストーリーだと思います。一部ひっかけ?がありますがひっかけって程じゃないし。

つまるところ、映画としてはどこか腑に落ちない点が多かった。まぁ2時間位の映画に収めなければいけなくなると、どうしても端折ってしまう部分は多いのでしょうけど、初めて作品に触れる僕にも途中のダラダラした下りは、「論理的思考」で考えなくてもいらなかったんじゃないのかな、って思うところは多々。たぶん、湯川の心理状態等を考える点で、落語と同じく読者の想像力をかなり必要とする作品だったのでしょう。

こう考えてしまったきっかけは、やはり主役のかっこよさ。福山雅治がかっこ良すぎ。どのカットも絵になりすぎてかっこいいのなんのって。だから、クライマックスの湯川の「崩れ方」にはもっとギャップが必要だったはずなのに、物足りなくてさめちゃうのです。だって”変人”湯川が唯一「天才」と認めた友人だったわけでしょ?僕はもっと悶絶しそうな気持ちじゃないかと思う。クール過ぎ。別に演技がどうこうじゃなくて、です。
その辺を感じさせなかった堤真一の俳優としての技量の方が印象に残ってしまいました。

あとは松雪泰子が綺麗過ぎるw。もっと場末感が漂ってる感じでも良かったんじゃないかな、なんて。フラガールの時程は当たり役じゃないかな、と思ってしまった。でもイマイチ誰がもっと適してるのか、名前が浮かびません。

と言うわけでプロモーションの費用に見合うかどうかわかんないけど、良い映画だと思う。けど、なんだろ?この物足りなさ。とりあえずカップルで観に行くと男女の心理状態や感覚の違いで、映画の後の会話が楽しめると思います。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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