WWDC08 Keynoteの様子 | [NOZAKI.COM] edge of the future

朝６時に会場に向かったのですが、それでもすでに行列が出来てました（Flickr参照のこと）。

並ぶ事４時間で入った会場は、写真を公開するのがどうなのかわからないのでとりあえず文章だけですが、結構広い会場でして、今やノーベル賞受賞者であるゴア元副大統領もゲストで来ており、会場のモニターに映し出されると参加者も盛上がっておりました。

１０時ちょっと過ぎにジョブスが登壇しキーノートが始まりました。始まると次第にカメラをまわす人も減り、参加者も静かになりました。チケット完売の話とかWWDC全体の概要を説明し本題にさくっと入りました。

今回はiPhone2.0の話でSDKとエンタープライズ、mobilemeの紹介でSVPの二人が登壇したのですが、やはりジョブスのプレゼンはゆっくりと聞きやすく、耳に残ります。さすが上手い。
そのうちストリーミングが公開されると思うのでぜひご覧ください。
※追記：公開されました。こちらです。

会場の照明が暗いので、普通に写真に収めるのは大変な気がします。

何かiPhoneのソフトのデモが長くて、ちょっとだれた感じがした部分もありますが、Cow musicのiPhoneが楽器にしてしまうソフトは会場から大きな拍手が出るほど評価されてました。コードを押さえてギターを弾けちゃうとかは面白いですね。コルグがニンテンドーDSで出すソフトの良い対抗馬かも。

iPhone 3Gの発表の後、発売する国について紹介する際、「It’s a Small world」の曲に乗せて世界地図の色が変わっていくのですが、日本はと言いますと一応トリの70カ国目です。会場で知り合った人から一斉におめでとう！と言われたのですが、個人的には微妙な感じが・・・。それからモバイルキャリアとしてソフトバンクモバイルもロゴが写りましたが、確か左下であんまり目立った印象が無いなぁと思いました。会場のテンションとしてはメキシコで発売すると発表した時に異様に盛上がってました。やはり人数が多いんでしょうか。その他オーストラリアとベルギーは声援がありましたね。

7/11全世界で発売、とかApple自身はかなりがんばった気がするのですが、結局8GBモデルが199ドルで発売の時の反応が良かったので、やはり皆さん安い方がうれしいって事ですね。16GBだとホワイトモデルが選べるってあたりはさくっと飛ばされてましたが僕が座っていた席の周りではこの時に拍手が出てました。後ろがプラスチックになったのは評価が分かれそうですが、これからは色のバリエーションがこれから増えるのかも知れませんね。

夕方のニュースでもトップでiPhone 3Gの発表は取り上げられており、AppleとしてはPR効果はいつも通りと言う事でしょうけど、あいにく株価は4ポイントくらい落ちてるので、金融市場の反応はシビアですね。確かに3Gになってスピードが速くなったと言う点はもともとWiFiと自動で切り替わっていたので大してインパクトがあるわけでもないって事でしょうか。まぁどちらかと言うとMS Exchange対応でプッシュ配信に対応した事や個人でもMobilemeサービスを使う事で、同じような環境になる事でUSでは個人向けにも販売されているブラックベリー同等のサービスに出来る点の方がインパクトがあったみたいです。

てっきり現物のiPhone 3Gが展示されていると思ったのですがあいにくどこにもありませんでした。この辺はがっかりしてる参加者もちょっといたみたいで、ランチの時に近くのグループからそんな話が聞こえてきました。

キーノートが終わるとランチの配布が始まるのですが、１階のテーブルはすぐに埋まってしまうようで、壁際や２階の窓際に腰を下ろして、Macを開くのがお約束との事なので、昨日開催されたアップルジャパン主催のレセプションで知り合った八犬伝さんと一緒に食事しました。

時差ぼけでこの食事の後あたりからすごーく眠くなりまして、午後のMac OSの話の途中で居眠りしかけました（Snow Leopardの話が最後に出て一応盛上がりました）。

そういえばキーノートが終わった後、会場にテレ朝でインタビューされている人がいましたが、これって何時のニュースで使われるのでしょう？？
ランチを食べる人にまじって編集してる人もいました。