日本はまだまだ捨てたもんじゃない、、、かも

先週、定期券をどこかに落としてしまったのです。

その日は会社の別のビルに出掛けて用事が済んだので電車に乗って戻ろうとした時に定期が無い事に気がつきました。降りた駅ではまだ届け出がない、じゃあ行ったビルだなぁと思って落とし物の届け出を済ませました。それと一応警察にも。

定期自体はPASMO定期にしていたので、 実害が出ないようにと思ってその日に停止してもらいました。定期売り場にいかないと処理が出来ないと言うのが何とも不便でした。しかも定期を買ったのが小田急線だったので、再発行は買った鉄道会社じゃないと出来ない、しかも翌日以降と、大人の事情を突きつけられ、定期を落としたショックと相まってちょっと凹みました。

定期自体はこうして被害は最小限に出来るのですが、せっかく先月気に入って買った定期入れがこうもあっさり無くなってしまった事がショックでした。自分の不注意なので仕方ないのですが。

定期の再発行も済ませ、普通に過ごしていた4/1、エイプリルフール。その電話は何の前触れも無くやってきました。


「もしもしー、○○駅(地元の駅)ですがぁ、ノザキさんでいらっしゃいますかぁ?」

定期が見つかった、しかも落としただろうエリアのJRの駅に届き、小田急線まで転送されてきたらしいです。

つまりどなたかが私の定期入れを拾って駅まで届けてくれた、と言う事になります。

定期券なんて出てこないと思って、諦めていたのでてっきり誰かのいたずらだと思いました。エイプリルフールだし。

でも本当だったのです。

まぁ冷静に考えれば定期は既に停止していたので金目当てでは使えないから誰かに託した、と言う考えも出来なくもありませんが、 落としたものが本人の手元まで傷一つなく戻ってくる日本って、まだまだ捨てたもんじゃないなとちょっと感動しました。

この数年、ひどいニュースばかりが目に留まってしまうのですが、この国じゃこういう気概が共通認識だった時代と思えた時代もあったわけですから、 小さくまとまらなければいいんじゃないか、なんて思いました。

拾ってくださった方、善意をありがとうございました。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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