日産 GT-Rを触ってきた(後編)

GT-R(BNR32)

日産:GT-R

さて、後編はいよいよ運転席に乗り込むところからです。

ドアはいかにも頑丈そうな重さです。うちの32R(しかも前期)とは比べちゃいかん位です。閉まり方からもこの車のボディー剛性がR34なんか目じゃないと言う頑丈さを感じました(音が全然違う)。走りは確かに期待出来そうな気がします。

などと褒めちぎっておいてなんですが・・・。

NISSAN GT-R

なぜだか運転席のドアをあけると半ドアでもないのに助手席側のドアの補助灯も点灯してました。
これっておかしく無いのでしょうか?別に室内と運転席だけ光れば良いものじゃないかと・・・。ま、世間の他の車も同じならそれでも良いのですが、お作法と言う点では別に意味ない感じがしました。

NISSAN GT-R

ハンドルにもセンターコンソールのまわりにもボタンがいっぱいです。
機能的に配置されているとは思うのですが、設定と機能の呼び出しの順序がごちゃごちゃな印象です。
おかげでこんな機能を見つけてしまいました。

NISSAN GT-R

Bluetooth搭載です。こっそり手元にあるP902iで探してみましたが、あっさり繋がってしまいました・・・。しかも電話も普通にかけられたし。もちろん慌てて設定は消してきましたけど(w。ハンズフリーが標準なのはありがたいですね。
カーナビの音声認識も試してみましたが、つぶやく程度の声でもしっかり認識して、カーナビを自動で設定してくれました。かなり進歩している印象です。基本的な道案内の性能はわかりませんが、iPodもいけるみたいだし、スピーカーの性能もかなり良い印象だったので、しばらく標準搭載のオーディオ/ナビでいいんじゃない?って印象です。

NISSAN GT-R

続いてすごーく気になっていた後部座席です。
どの雑誌も書いてないのですが、これ、イスとしては使えないでしょう?助手席の人が座ったら足入んないもん。確かに座面はでかいんだけど、レッグスペースがないようではイスにならない。トランスアクスルで足元にゆとりが無いのはよくわかるのですが、例えば子供が乗るにしてもこの幅では無理でしょう?いっその事定員3名にする、という選択肢もあったと思うのですが、もし開発チームの方にうかがう機会でもあれば聞いてみたいところです。ま、3名乗車のスーパーカーと言うとマクラーレンF1位ですが、別に前例がないわけじゃないですけどねぇ。


場所を変えて銀座ギャラリーの方にも寄ってみましたが、こちらは結構混んでました。
NISSAN GT-Rこのサイドのラインは最初の頃から貫かれているデザインですね。NISSAN GT-Rリアの迫力はかなりのものです。結構複雑な造形をしてます。NISSAN GT-Rそしてこのリアの造形も実際に触ってみると、これまで無かったデザインとして確かにアクセントになってますし、一昔前ならこういうデザインは却下されていたのだろうと思います。

と言った感じでじっくりと車を眺め、実際に触れてみると雑誌やニュースサイトでの記事の真意が伝わってきたり、自分なりに発見がありました。

と言うわけで、現Rオーナーとしての率直な感想。

20年前にR32登場した頃、僕は大して車に興味が無かったのですが、大学に入り車に興味を持ち始めた時に知ったのがGT-R(R32)とNSX、それにRX-7ですね。この3台は街中でもオーラが出てたと言うか、別の車に見えました。それから10年位してようやくそのうちの1台である32Rに乗ったわけですが、やはり走れば走る程、何か発見がある変に味のある車だと思ってます。今回のGT-Rはまるでカテゴリーが違うスーパーカーと言う事ですが、相当走り込んできたわけですからどこかに同じポリシーと言うか味付けもしっかりなされているのだと思います。

が、しかし、やっぱりわからない。
走ってるところを見てみないと。乗ってみないと(w。

タイミング的にぴったしであるニスモフェスティバル(12/2)あたりで爆走してくれるのでしょうから、その情報を今から楽しみにしておきます。
そして、もちろん街中で走る実車を見てみたい。結構予約は入っているそうですので、来年なったら都内で見られる事でしょう。しかも日産レンタカーではレンタカーも検討してるようですね。それこそ予約殺到だと思う。

ホビダス・オート > 自動車ニュース >「新型日産GT-Rと新型スカイライン・クーペが絶好調」 [ネコ・パブリッシングの自動車専門サイト]

最終的な評価はそういう情報を得てからにしたいのですが、今日は不思議とオーラを感じなかったんですね。
剛性も良さそうだし、ブレーキもでっかいし、エンジンもパワフルそうで楽しそうな気がするんだけど(今度は高回転型ではないのね)。やっぱりデザインで語る車じゃないって言うのは今も昔もGT-Rに共通する話ですかね。

後は内装、特にシートですかね。着座位置が高い(あれは走る時には下がるのですか?)。普段使いにも対応出来ると言う言い方はわかるんですが、スーパーカーと言うクラスの車が持つべき”非日常”と言う演出が無さすぎ。あまりに普通のセダンと変わらない状態なので、拍子抜けしちゃいました。もちろんステアリングもでかいし。あれだけ機能があるとアフターパーツも無理そうだしねぇ。

と、まぁごたごた書きましたが、まずはこのエンブレムが帰って来て良かった。
NISSAN GT-R

GT-R(BNR32) | [NOZAKI.COM] – edge of the future –

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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コメント

  1. shino より:

    GTRほしくなったス。
    家族のためとはいえ、レンジのってる場合じゃないスネ。。

    じゃぁ、夢見ているTVRはどうすんだろう。
    やばい、物欲の紙さまに聞いてみないと。福沢さんそこらへんどうなんでしょう? なに?、まだまだ福沢の紙の数がたりない? 

    へへぇー。がんばります!!

  2. Webmaster より:

    とりあえず実物を見るとまた印象変わるかもよん。やっぱ「Rのオーラ」は走ってる姿に出る、って事かな、と思う。

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