サンフランシスコ6日目

memo

帰国するだけの日なので、書く事も無かったのですが、一応締めに書いておきます。

自動販売機でiPodが売っていると言う話は以前も紹介しているサイトはあったわけで、目の前で見た来た訳ですが、

海外には「iPod」を売っている自動販売機がある – GIGAZINE

実はその隣では携帯電話も売っております。別にこれは空港だけではなく、先日行ったMETREONにもありました。
携帯の自販機1

モトローラの自販機なのですが、右の方にあるタッチスクリーンで購入を進められます。キャリアを選び、端末や料金プランを選んでクレジットカードで決済するとそのまま使えるようです。
携帯自販機2

こんなインターフェースです。
SIMロックフリーが進むとこういう自販機は日本でも置かれる様になるのかも知れません。
と、言うより日米のモバイルマーケットの違いをとても良く表している状況かな、と思いました。自由競争で勝つ事が求められる米国と、キャリア主導でなおいっそう囲い込みが進む日本、電話回線と言う物に対しての位置づけがまるで違うし、回線品質等も加味すれば一概に比較はできないにしても、利用者の視点から言わせてもらえば両国の料金体系の違いはflat rate(定額プラン)が選べるかどうか?でしょう。モバイルマーケットに関しては日本が先行していると考える機運がまだあるように思うのですが、米国のモバイルマーケットでは音楽配信や映像配信等、ひとつの販売チャネルとして積極的にセールスに繋がる話を取り込み、エコシステムを構築しようとしてます。技術的に高度かどうか?と言う技術者のエゴではなく、あくまで市場ニーズとして発展する方向性を決めています。同じく市場からのニーズがあっての事でしょうが、携帯キャリアが先導して市場を開拓してきた日本はどれだけ市場のニーズを端末や料金プランに反映出来ているのでしょうか?エンターテイメントと言うカテゴリーをひとつ追加した途端に、日本携帯市場の置かれているポジションはかなりガラパゴス的な状況にある事を感じるようになりました。

デザインと言う観点では携帯電話のデザインは圧倒的に米国の方がかっこ良かった気がしますし、色んなアプローチの電話が出ていて、しかも薄い。借りて行ったドコモのN900iGはとても不格好だし、日本ではスマートフォンとして売られているhtcZに至っては、あんな分厚い電話を持ってる人がいない状況です。携帯メーカーの方へお願いとして、ぜひもっと自由な発想で、薄くcoolなデバイスを開発していただきたいと思います。
街の電話屋にならぶ端末

国内では3Gが使える端末がひとつしか無いため、不格好な端末に見えるBlackBerryも売れ筋はこれです。
売れ筋のブラックベリー

この小さいキーボードを指のでかいガイジンが一生懸命使っております。人は動機がはっきりしてれば道具は使いこなすと言う事の現れだと思いました。ぜひデザイン決定の際には、決定権を持っているおじさんの声は無視して勝手にこれよりマシなデバイスを開発してください。

と言う訳で無事に帰って来たものの、未だに何となく時差ぼけ続きなのでこの時間に更新してみました。
では!

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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