日本時間午前2時から注目のWWDC2007が開始されました。途中まで起きてたけどLeopardの紹介のあたりで寝ちゃいました・・・。
WWDC 2007開幕でS・ジョブズ基調講演–今回のone more thingは?(Cnet)
10個の新しい機能が紹介されましたが(10個って言うけどさぁ・・・)、個人的に興味を持ったのはFinderのアップデート。まだ写真でしか見てませんでしたが、Appleのサイトに既に動作のデモ動画があがってました(仕事が早い)。しかも、Appleのサイト上部が新しいインターフェースに切り替わってます。かっこいい!!
しかしTimemachineは壮大な世界観を持ったアプリケーションですね。まじめにNAS入れようかなって思いました。WiFiでもバックアップが取れるなら、寝ている間にバックアップしちゃえば良いので、便利。
今回のone more thingsはWindows用Safariと言う事でした。
XPとVista用って事らしいです。ためしに手元のWin2000マシンに入れてみましたが、メニューが文字化けしてたり、日本語が通らなかったり(ってかUTF-8を選びたくてもメニューが見えない)で、無理でした・・・。
iPhone向けの開発を行う人はこのSafariを使ってデバックしてください!と言う意味らしいのですが、スマートフォンの仕事の観点から言うと、こういう方向で元々発想していた事もあって、今回の発表は大歓迎です。こういうインターネット標準技術を活用してモバイルワークを改善する仕組み、欲しいですよね。OBIIの活動もAjax、RoR等言わばネットのテクノロジー用いる事で、開発者の敷居が低くなっている事が背景にあるから活動できているので、こういう落としどころは当たり前の結果だと思ってます。
WindowsMobileの携帯もX02HTみたいに魅力的な端末も出てきているわけですが、要はその上で使うアプリ、サービス等の「使う動機」をどれだけ提供できるか?がプラットフォームの成長スピードに影響してくるわけですから、本当にExchangeサーバとの同期、端末管理機能だけではまだまだ不足しているのが現状だと思ってます。市場が違うと言っても、既に個人での導入も進んでいるBlackBerryだってこの点においては弱点なので、利用者がどういう反応を示すのか?動向から目が離せないですね。何しろプラットフォームのシェアと拡張性がこのあとに控えている音楽、映像等のコンテンツ流通と言ったビジネスのスピードに大きく影響します。出来るだけ裾野が大きくなって欲しいと期待してます。
iPhoneアプリ開発は「Web2.0標準で」――Appleがデベロッパーに指針 <http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/12/news014.html>
なにはともあれ早くiPhoneが日本でも使えるようになったらいいのにな。
さて、噂のiMacのアップデートや新マシンやそろそろ出ろって言う新しいiPod等のハードウェアは一切出ませんでしたが、WWDCの名前にあった非常に面白い基調講演だったと思います。
コメント