モバイル研究会の記事

元ネタ:ドコモの“村社会論理”露呈–モバイル研で消極姿勢に非難集中

なんか茶番な議論と言う気もしてたんでスルーしとこうと思ったのですが、直接的な利益を享受しない側の視点で考えれば、別に開放してもいいんじゃない?って程度の話と思ってます。
だってアングラ的には既にSIMロックフリーな状態で使ってるユーザーさんもいるわけで、そういう人たちも特に制限してないでしょ?仕様上、そうやって使える仕組みなんだから、使う人がいても仕方ないんじゃないの?ようやく利用者も自分で使いやすいキャリアを選べるくらいに成長したって事だと思うのですが。
なので、キャリア先導型の限界とかいう議論ではなく、単純に他のサービサーの新規参入や連携を拒否する理由なんてもともと無かっただけなんでしょう。開放しなくても食っていけた時代にキャリア主導でもう少しマシなオープン化を計画しておけばスムーズに移行したんだと思う。

とはいえ、ここまで金かけて市場を育て上げられる企業なんて、そうそういなかったのも事実。その功績については今や世界中の業界関係者は認めているし、誰も非難してないでしょう。
そんなわけで、あんまりこの議論で粘ると低いレイヤーで接続した後の議論は弱いので、物理的に繋がる部分でがんばってるように映ってしまうから程ほどにした方が良いと思います。まさか、開放したら何も打つ手が無い!なんてわけじゃないんだろうから(w。

ドコモにとってのキラーアプリはiモードサービスであり、その課金プラットフォームなんだと思うけど(もしくはそのecoシステム自体か?)、別に誰しもがそのサービスを欲しているわけでもないだろうし、選択の自由が生まれるのは今の時代、当たり前の流れだと当然知ってたはず。別にこれってドコモだけじゃなくてブラックベリーも同じでしょう。だからなのか、ブラックベリーの方はとりあえず文句が出ないうちにあちこちと繋いでプラットフォームとして組み込まれるようにがんばってると思う。米国系のこういう展開や絶妙なタイミングは見習わないといけないなぁと思いました。

何はともあれ、今回の議論は去年の通信と放送の融合話よりは結論が早そうな気がしますね。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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