昨日、Yahooのキーノートスピーチを聴いたのでそのメモ。詳しいのはどっかに載るだろうから自分の所感だけ(w。いちおう書いておくと紹介したのはYahoo!携帯、DLNA対応のYahoo!ホームサーバとYahoo.co.jpの連携、Yahoo! GO日本初お披露目、日産カーウィングスでYahoo!メールが読めるようになったやつとか。
詳しくはこちらの記事へ。
“どこでもヤフー”は日本がリード——井上社長が強調(ITmedia)
・・・あ、ニアミスでしたね(w。
デモにしては結構ちゃんと動いてると思ったし、どっかの会社は今のYahooのポジションにいたかったなぁと思ってる社員は結構いるんじゃないか?と内心思ってるんだけど、僕の思い過ごし?あんま仕事の事は書く気ないんでまぁそういう感じ。
Softbank keitaiと思いっきり連携する話も、DLNAで家電と繋がるホームサーバを開発したのも全世界のYahoo!で共同で行っているこのYahoo! Everywhere構想が元にあるようです。能書きとしてはいい筋書きじゃないかと思ってます。家庭内のハードディスクに溜まっている映像、写真をテレビで共有するとか、ネットのストレージに溜めるとかストリーミング再生するとか。IPのネットワークなんだから当たり前って事を当たり前に消費者に提供しようとしている姿勢は、すごく自由でいいかげんなインターネットっぽくて評価されるべき点なんじゃないかと思った。こうシンプルにあるべき姿を形にしてくるのって、意外と労力かかるしモチベーション維持するのが大変だと思うから。
たぶんここに接続利用料とか視聴料とか著作権保護とか通信の秘匿性とか言う面倒な話題が入り込んでくると一気にユーザーフレンドリーな感じがしなくなってくるんだろうなぁと思った。
別にビジネスの話をするのが悪い訳じゃなくて当たり前の話なんだけど、面白いか面白くないか?の視点で評価すると、たいていの話はビジネスの面を見た時点で鮮度が落ちる。普通にテレビを見て、インターネットを使ってる人の感覚を何とか想像しようとすると、もしかしたらIPTVの世界に話を閉じるなら別にどーでもいい話なんじゃないかと言う気がしてます。テレビ買ったら何かついてきました、とか、どっかのプロバイダに入ってたからそのままテレビでネットのコンテンツが見られるようになりましたが何か?、とか言う、低いモチベーションで使って頂くものなんでしょ。よっぽど追っかけ再生とかキーワード録画とかの普通のHDDレコーダーの機能の方がインパクトがあった気がする。それもこれも番組がネットで配信されてれば見られる時間になった時に見たい回を見られるんだよねぇ。結局今回何が足りないって(CEATECだから当たり前だけど)コンテンツプロバイダー系の話が抜けてるから聞いてて首を傾げる話が多いんだと思った。その辺は11月のInterBEEとかだね。
まぁ、低いモチベーションながらも享受されるサービスこそがビジネスにおいてはお金になりやすいと言うのが信念ですが。
コメント