モトローラとノキアが「DVB-H」の普及で提携

元ネタ:モトローラとノキア、モバイルTV規格「DVB-H」の普及で提携(Cnet)

DVBはDigital Video Broadcastingの略で欧州中心に採用されている規格(と理解してます)
日本だとISDB-T(=ワンセグ)にあたるDVB-H(Hはhandheldの略)について、世界的にシェアの高いモトローラとノキアが規格普及で提携したとなると、また日本は独自規格を推し進める格好になってしまいそうですね。

別に独自でいいんですけど、そのまま海外に持ち込めるモデルについてニーズが強いはずなのに、日本独自の規格が増えてしまうとメーカーとしてはなかなか海外展開によるメリットを出しにくいでしょうね。
とはいえNECやパナソニックが海外に携帯を持ち込んでも、ノキアやモトローラ等既にグローバルに展開中の企業よりノウハウの面で弱いのでうまくメリットを見出せないのが現状なのではないでしょうか?

技術的に見た場合、DVBとT-DMB、更にISDB-Tのどれが良いのか、比較したことがないので良く分からないのですが、せめて端末では互換性があるとユーザーへのメリットがあると思うんですけどね。そういう視点が日本側の研究者に増えると良いと思いますが。
コンテンツ屋さんも困ると思うんですよね。方式がまちまちだと。
※こんな話、ハイビジョンの規格の時に某国営放送が散々叩かれてるから今更ですが。

と言うか携帯で海外のドラマが見れたら結構ヒットしそうですよね。別にリアルタイムじゃなくて良いんだろうからiTMSと同じでダウンロード型で対応すればいいか・・・。そうなるとおっかけ再生すら出来ないワンセグの立場が無くなっちゃうね。
・・・まぁおっかけ再生は端末でやるのか。

W43H:ワンセグ4時間15分視聴&タイムシフト


プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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コメント

  1. shinohara より:

    規格争いはしょうがないんでしょうねー。
    コンテンツヤローとしては、とってもめんどっこいです。

    ちょうどドコモ携帯向けの所謂テーマコンテンツ作ってますけど、対応予定の4メーカー向けに全部別々で、さらに、一部のメーカーはドコモのFlashもどきにも対応してるので作りわけが、大変。

    ところで、FOMA M702iSって、いつ発売なんでしょ?
    ちょとほしい。

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