ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ 高城剛・著 を読んでみた

ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ






ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ
高城 剛
集英社
2006/06
¥ 693 (定価)
¥ 693 (Amazon価格)
 (私のおすすめ度)
★★★★ (Amazonおすすめ度)
新書
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(価格・在庫状況は5月2日 19:13現在)


初版P175に誤字がある。
誤:Linax
正:Linux
うちのサイトを読んだ編集関係の人、著者本人どちらでも構わないので次の版では直してください。明らかに校正ミス。

出張の時に時間があったら読もうと思って前日に慌てて本屋に買いに行った。
が、この本がどのコーナーにあるのかわからず非常に迷う。高城剛と言う人自体がどういうカテゴリーに属する人なのか、ちょっと困るからだ。

神保町の小さい本屋では置いてなくて、結局三省堂まで行ってしまい、1冊だけ見つけた。ビジネス書コーナー。ある意味まともな場所に置いてあったと感じた。

隊長が何か感想を書いていたので、あー、まーそーねー、と言う点はある。少なくとも最後のパラグラフには烈しく同意。

『ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ』高城剛・著(切込隊長BLOG(ブログ))

実は隊長のブログよりもっと前に知り合いにオススメされていたので、読んでみようかと思っていたところだった。彼曰く、僕の市場の見方や今後やろうとしている方向は結構近い部分があるとの事だった。正直、誰かに似てるってのは顔がビギンのボーカルに似ているって言われる以外、あんまり良い気がしないんだが。
ちなみに今回も沖縄ではあちこちの現地の方々に優しくしてもらえたが、どの店に行ってもビギンが掛かっていて正直恥ずかしかった。自分と何も関係ないのに。

えー、話を戻すと、せっかく沖縄と言う絶好のロケーションで仕事の合間に海でも見ながら読もうと思ったんだけど、高城氏の若干甲高い口調で読み進めると行きの飛行機で読み終わってしまった。いい本だと思う。ちょうど沖縄に行くタイミングで読めたのが一番良かった。

実は高城氏にお会いしたことが無いわけではない。昔、おもろい方の上司につれられ、今のオフィスのオープニングパーティーに参加した時に挨拶した気がする。確かハイビジョン伝送の実験をお台場の会社とやってた頃だったと思う。自分の身の回りにいてもさほど違和感を感じない印象を持っていた人だと思った。そういう意味では自然体の人なんだと思った。

そういうバックグランドも込みで何か感想を書くとなると、すごく共感したし、何か相談したいし、どこかで仕事って形で絡むチャンスがあったらすごく楽しいと思うんだけど、僕自身はこの本がそんなに目新しい感じは正直しなかった。
既に僕自身がサラリーマンと「何か」のハイブリッド状態だし、世界の中でnativeな「日本人」である事の面白さをもっと活かして生きたいと思い、色々と模索している状態だし、それが自分で目新しいことだと思ってないからだ。おまけにクリエイティブな時間を増やさなければいけないって考えも同じ。会った人の印象を決めるときにはその人のクリエイティビティに重きを置くから。「頭」を使えないタイプの人は苦手だし。

ちょっと前にも書いたんだけど、こういうのって説明しても無理な人っているんだと思ってる。言い方かえると説明しなくても別の方法で同じ結論に達してる人が日本中、世界中にいるんだと信じるようになった。別にそれでいいじゃん。着実にそういう感性の人って増えてるんだし、放っておいてもそのうちマスになるんだと思うから。総論より各論に入るべき時期に来てるんじゃないかと思う。そういう時期においては、皆がクリエーターなわけで、同じ仲間であり、ライバルなんだと思う。

たぶんこういうビジョンを提言し、旗を振り続けてきた人は世の中の中心に立つことが怖いタイプなんだと思う。自分が何かに集中する事で、あちこちに張り巡らされているアンテナや感性が磨り減ってしまうような怖さがあるんだと思う。だから現場に近い場所を好んで居場所とするんだろう。が、そういうタイプの人がいつまでも現場にいちゃ困るわけです。もっと後に続いている大軍が通れるように地ならしする仕事をしてください。政(まつりごと)でも何でも、面倒でしょうけどやってください。じゃないとこのままマイノリティーで沈んでしまいますよ。ま、本当に人が続くか知りませんが(w、たぶん想像以上の人数になってると僕は思ってますが。逆の事も書いておくと、こういうタイプじゃない役人や管理職(含む管理職風の感性)の人はそろそろ道を開けてくれてもいいんじゃないかと思う。道を譲る勇気が無いから、下が支持しないと言う事を、そろそろ気付いても良いのでないか?と思うが。

なーんて話を、先日酔っ払った勢いで会社の上司に話した事を思い出した。僕にとってはそういう本でした。