ミュンヘン MUNICH 観ました

公式サイト:http://munich.jp/

ミュンヘン スペシャル・エディション






ミュンヘン スペシャル・エディション

角川エンタテインメント
2006/08/18
¥ 4,179 (定価)
¥ 3,269 (Amazon価格)
 (私のおすすめ度)
★★★★ (Amazonおすすめ度)
DVD
通常4~5日以内に発送
(価格・在庫状況は5月2日 18:12現在)


先週末、レイトショーで観てきました。
話の顛末は分かっていても、こういう暗い内容を夜中に観ると更にどんよりします。

宗教、政治が密接な人が権限を持っているのがいけないのか、単に異人種、異文化の間に受け入れがたい壁があるからいかんのか、そもそもイスラエルがある場所の区分を当事者じゃない人たちが関わって決めたからいけなかったのか、よくわかんない。たぶんどれも違うんだろうけど、どれも関係ありそうな気がする。

この映画は9.11テロの影響もかなり大きく受けていると思うのですが、明らかに9.11と違うのは巻き込まれた一般市民の数でしょう。この世に誰とも関連の無い人など生まれてこないわけで、誰かが誰かを殺すと、必ず誰か別の人に影響を及ぼすわけです。この映画では両親を殺された息子がテロ主犯格リーダーの護衛になり、同じく主人公達に撃たれるシーンがありますが、結局、憎しみは憎しみしか生まないのでしょう。そして、それら憎しみと全く関係が無かったはずの人たちが、巻き込まれ、また憎しみを増していく構図が、更なるテロリストを生み出し、増長させているのだと、この映画は語っているように思いました。この構図に気づき、平和を求める人と、このテロの最前線で戦う人が平行線の議論を続けている事をラストシーンは物語っているようでした。自分の都合だけ考えれば、他の民族まで巻き込むなよぉと言いたい気分です。

日本国内だけで考えれば、異民族との争いや、宗教の違いがもたらす社会問題はあまり重要視されていないように思います。しかし近い将来、この映画が描いた解決策が乏しい問題に巻き込まれていくのでしょう。
僕には国の無い民族の悲しみもわかりませんし、多くの犠牲を払ってまで聖地奪還にこだわる信心深さもありません。お互いを理解しあうべきと言葉で書くのは簡単ですが、実際にどうすれば良いのか?なんてわかりません。

なので、嫌いと決め付けないところ位からはじめてみようと思いました。我ながら低いハードルで恐縮です(w。

映画としても良い出来だと思いました。スピルバーグらしく、えげつない描写もありかなりシュールな作品です。ファンタジー以外のスピルバーグ映画が好きな人は是非!

ミュンヘン―黒い九月事件の真実






ミュンヘン―黒い九月事件の真実
アーロン・J. クライン、Aaron J. Klein、富永 和子
角川書店
2006/02
¥ 780 (定価)
¥ 780 (Amazon価格)
 (私のおすすめ度)
★★★★☆ (Amazonおすすめ度)
文庫
通常24時間以内に発送
(価格・在庫状況は5月2日 18:12現在)


コメント

  1. とってもわかりやすい解説ありがとう
    これはちょっと見たくなった
    でもねー 気分が乗らないときはだめかもね

  2. まぁ普通の映画として見るには重いかもねぇ。
    観たら感想聞かせてください。