Palm TX 買いました

ここんとこGADGETの話ばかりですが、切り替え時期なので仕方ないです。

7~8年続いた電子手帳生活をやめ、昔使っていたシステム手帳復活か?とも思っていたのですが、やはり毎年中身を買い換えてリフレッシュしてしまうシステム手帳は面倒くさがりな自分には向いていないと思い、新しい電子手帳を探してました。

そんなわけでちょっとだけこれまでのPDAの経歴を・・・

学生だった10年以上前からザウルスやカシオの安い電子手帳を経て、HP200LXに憧れを抱きつつも初のWindowsCE端末だったカシオの”CASSIOPEA”を購入。動作の遅さに嫌気が差し、HP200LXを購入。かなり廃人に・・・。200LXは捨てられずまだ持ってますね。いい勉強になりました。

200LXも使っていくと大きさと電源容量に課題を感じ始め、その後一度システム手帳にもどっぷりハマりました。で、この紙の手帳感覚のものが無いかと思っていた頃に出会ったのがPalm Pilotでした。
たまたま映像編集系の仕事してたので、タイムコードが計算できるPalmwareやビデオデッキをコントロールできるPalmwareに惹かれたのが最初でしたが・・・。

休みにNYに行ったときに近くのPC屋でPalmIIIを発見しメモリー8MB増量カードと共に大人買い。ようやくJ-OSのパッケージ版が販売された頃で都合よく日本語化も進み、一気にPalmユーザーになりました。

ここからPalmV、初代CLIE、CLIE2代目と使い、現在のCLIE T600+青歯で止まってました。中でもPalmVはGoTypeと言うキーボードも買ったし、頂き物のVuttonケースやら携帯/PHS用モデムのSnapConnect等色々買い、使い込みました。当然携帯もauのBluetooth搭載モデルです。すぐ充電が無くなって困りました。Palmのイベントにも何度か顔出したりしてたのはこの頃です。
おまけに会社でPalmのコミュまでつくり、自称まぁまぁ盛り上がっていた時期だと思ってます。PalmVはCLIEと併用で使っていたのですが、Bluetoothで携帯と接続・・・に引かれてT600を買った時に完全に切り替えました。

T600以降って、SONYが無駄にメディア対応の機能を付けただけな印象があり、あまり魅力に感じなかったので、ホント昨日までT600をpocketgamesのアルミケースに入れて使ってました。

そもそも買い換えを考えた理由は電池がもたなくなってきたからです。電池を交換すればそれはそれで良かったのですが、いいかげん新しいやつも使ってみたかったと言う事もあり、乗り換え先を探していたわけです。これでやっと去年の11月時点に辿り着きました。

素直にPalmにすれば良かったのですが、今ならBluetoothヘッドセットを使ってPocketPCでSkypeか?いやいやBluetoothとWiFiを両方搭載したPalmTX等考えはじめてしまい、手軽にお試し出来そうな商品を探し出しました。そんなこんなでダラダラとヤフオクを見てたら、なーんとザウルスを落札してしまいました・・・orz。

ザウルスの型式はC-860と言う現行のHDD搭載モデルと比べ、メモリーだけなので動作もきびきびしており、バランスの良いマシンとして未だに評価が高い端末です。今のザウルスはLinux搭載でカスタマイズ範囲が大きく、遊び方としては200LXに近いものがあると思います。端末としてはキーボードもついてるし、それこそ何でも出来るので、便利なはずなのですが、肝心なPIMの反応が元Palmユーザーには全部遅く感じてしまい、もったいない事に2週間位で使わなくなってしまいました。
ちょうど年末でスケジュールも2回唱えれば覚えておける位だったので、T600を引っ張り出し、バックアップ代わりに使ってました。

話題のW-ZERO3も一時考えたんですけど、Windows MobileでSkype出来るのに、Bluetoothが付いてないってところがかっこ良くないし、WiFi使うと電池のもちが良くないところが気になり、購入しませんでした。買おうと思えば仕事の関係で並ばずに安く買えたんですけどね。

ヤフオクで購入したザウルスはやはりヤフオクへ返す事になったのですが、運良く購入金額より上がってしまい(笑)、次のマシン購入予算が増えてしまいました。

結局自分の使い方としては何でも出来る小型端末より紙の手帳の代わりに使える電子手帳がいいんだと思い、PalmTXを選んだしだいです。通信内蔵となって、ただの紙の手帳代わりよりは高度な事が出来るわけですし、メモリーも多いからいろんなPalmwareを入れられるし。

そんなわけで早速インストール・・・と思ったのですが、当方ほぼどっぷりMacユーザーなわけです。Mac移行時はPalm Desktopをダウンロードしてきて、CLIEをつなげばデータが同期するので良かったのですが、今回はPalmOSも新しいので、このPalm Desktopから変えなくてはいけない。参考したのは右脳さんの”英語版Palmを日本語で使う”、マサトレさんのこちらのページ”Mac OS Xで英語版 Palm Desktopを使う”。です。大変ためになりましたが、日本語Palm Desktopからの移行で失敗しました。ユーザー名は既存のものをひっぱって来たのですが、データフォルダは見てくれないらしく、まっさらな状態になってしまいました。まぁ気分一新でいいかとも思いましたが、VAIOのT600のデータをアップデートし、そのデータを英語版Palm Desktopで読み込み、カテゴリーなどを英語に直した後で、TXと同期を取り、Macへ・・・という手順を踏み、何とか復旧させました。MacOSXはUnixベースのくせにファイル名やPathだけじゃ動いてくれないので困ったものです。

Palm自体の日本語化はとっととJ-OSを入れようかと思ったのですが、TX版はまだBetaなんですよね。じゃあせっかくだから他の日本語化ソフト行ってみるかと思い、現在はJaPonとPOBOX for Palm OS 5で使ってみてます。FEPは問題ないと思います。閲覧でもCalender等の日本語はほぼ通るようになりましたが、ブラウザのBlazerがだめです。何でだろ?

それから探したけどどこにも書いてなかったので、メモっておきます。
TXのWiFiはWEP無し、WEP、WPA-PSK(TKIP)128bitの環境で使用可能です。買う前にかなり悩みましたが、繋がってよかったです。

同じようなしょーもない事でお悩みの方がいらっしゃいましたらご参考にどうぞ。
そんなわけで小物のお買い物はこれで一段落かな。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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