ライブドアと楽天の話とか

時差ぼけもあって週末はぼけっとしてましたが、定番記事はこのネタか田代まさしに付随する「美川憲一、田代を叱る「甘いわよ」」のような所謂コマーシャルでした。

そんなわけで両方のニュースともかなり食傷気味です。

内容については食傷気味なのですが、敢えて面白い点を探すなら、僕はこれら2企業に関するマスコミの扱いと美川憲一氏の爪の色か。後は「ミニにタコが出来た」をまたテレビで見られるとは思いませんでした。

まずライブドア堀江社長のファッションに関して緩やかではあるが否定的なコメントが多いんだけど、その婉曲具合が笑えます。別にTシャツだったとしても社長がヴィジュアル的にイケてたら別の取り上げ方をしたのだろうし。一言でダサいとか言って終わりにしない所が、さすがマスコミ。

で、そのマスコミの素敵なとこが、渦中の社長本人がブログで発言してるってのに、ちっとも記事に取り上げないのね。宇多田ひかるのコメントは熱心に取り上げるのに。
まぁ肝心なそのブログ(社長日記)も最近はほとんど食事したか呑んだ話ばかりなので、扱いようが無いのかも知れないけど。

しかしそんなブログをチェックしている人は結構いるようで、「楽天的脳天気 雑記編」さんのように「ホリエモン観察日記」としてシリーズ化している方もいらっしゃるようです。

トラックバックの数も多いよね。当然だけど注目度が高いことは良くわかります。それに事の発端はライブドアがいきなり出てきたおかげで話題性が増したのだから、もしかしたら成果は無いかも知れないけど、社会的貢献度は高いと思ってます。

逆に楽天に対するマスコミの扱い方は微妙な印象。微妙と言うのは、当たらず触らずと言う扱いと言う点で、です。もしかしたら僕が見ていない番組では徹底的に紹介されているのかも知れないけど、Jリーグの時にたっぷり接待を受けたからか、こういうタイミングで申請を出す等と言う臭いネタを提供したからか、とにかく扱い方のインパクトは弱いね。Tシャツの件同様、むさ苦しいから髭は剃った方が素敵ですよ!とは誰も言わない点については、セクハラ訴訟を恐れてか、本当に似合っていると信じている人が大半だからかはわからないけどちょっと驚いている。

でも、今後の展開として、マラソンチーム(案:楽天珍走団)やプロレス(案:楽天格闘団)やお笑い事務所(案;楽天曲芸団)等、ベタなネーミングで末広がりなビジネス展開が考えられそうだから良いよね。そのまま10事業位に拡大していけば、どこが成功しているか、株主にもわからなくなるから都合が良いだろうし。

あんま2社とは関係ない話をちょっと挟みます。テレビのコメンテーターの流れが俄かにMLBのようなスポーツの市場を標榜する流れが見え隠れしてる。
個人的な印象ですが、米国じゃNBAやNFL等国民的スポーツとして市場があるのに対し、日本の野球は世代に偏りがあるだけでなく、これまでは鎖国状態でそもそもの収入構造が硬直化。見かけだけメジャーリーグ並にしてしまったため近年では人件費の高騰に耐えられず、赤字体質になっているのではないかと思ってます。一言で言えば市場のパイは一定どころか縮小しているのに、費用だけが増大しているだけ。原因は巨人・阪神の試合を見せつづけられたから(笑)。同じ試合を見てれば飽きるって。この責任は時代錯誤のじいさんどもにとってもらうべきだと思うが、あの手のじいさんは息が長いし、取り巻きも似たような人種なのだろうから手に負えない。

後から出来たJリーグですら勢いが落ちてる状態なのに、制度毎これから見直す日本の野球市場にそれ程大きな魅力があるのかどうか?残念ながら僕にはまだ理解できていない。

だいたいさ、そんなに野球でビジネスをやりたいなら、いっその事、MLBの球団を買った方が素地も出来てるし、手っ取り早いと思うんだけどね。金も持ってるんでしょ?何でそこまでドメスティックな市場に拘るのか、ちょいと疑問。

やっぱり気持ちのとこかに愛国心とかがあるんだろうか・・・?少なくともこれまでの2社の社長のコメントから、そのような印象は受けていないんだけどねぇ。

最後に。
あれだけ何度も宣伝できた美川憲一氏の公演のチケットはさばけたのでしょうか?
詳しい方がいらっしゃったらご一報を!

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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