スティーブ・ジョブズがいまだに重要な理由

元ネタ:スティーブ・ジョブズがいまだに重要な理由を教えよう – CNET Japan

George Colony氏のコラムですが、要するにコンシューマー向けに特化することで現在のアップルの躍進を生んだ立役者がJobsであると言う内容。

現象を説明するには正しいようにも思います。とはいえ・・・

とはいえ、後半の予想は悩ましいところですね。

なぜならメインのマッキントッシュで良いサイクルを作り出せていない。iBookで何とかコンシューマー向けデジタルハブとなる製品を出せているとは思うが、iPodで開いた市場やアップルユーザーを自社の戦略に乗せるには至っていない。自社の戦略の本当の要になっているiLifeスイートをWindowsに提供するとも思えないし。かといってパワーマックG5等のプロシューマ向け製品でも苦戦中でしょ?今の戦略を進めるためには結局どこかでMSの陣営と直接対決が必要になると思うのだが、エンタープライズを外しても勝ち目は少ないのはわかってるんだろうね。だってテレビ付マシンは絶対に出さないでしょ?僕にはいわゆる家電PCのジャンルを避けてるように見えるが。

いや、その家電でも同じ。ソニー、パナソニックと直接ぶつかる市場に出ても、資金面から考えて勝てる見込みが少ないから。そもそもiPodだってMD以降の世代への対応に乗り遅れている隙を縫ってここまで大きくしただけなんだし。今や流通を操作出来るソニーが本気で追いかけ始めてしまった。流通に難があるアップルは逃げるだけで精一杯かも知れない。そもそもこの会社、戦略で一人がちする部類じゃないでしょ?良い商品は置いとけば売れると言うプロダクトアウト命の会社だろうから、製品自体がとびきり魅力的でありつづけないと存在価値が無くなってしまうと思う。カスタマーインをしていると言う人がいるかも知れないが、その人はすでにアップルに洗脳されてるだけだろう。だから自分の気持ちを良く理解してくれていると錯覚してるだけ。

なのでアップルには歴史に残るデザインのヒット商品が「今」必要なのだろう。出てきているとは思えないが。

関係ないけどマック買った理由なのですが、僕自身が家で使うマシンのOSにこだわりがなかったし、どちらかと言えば趣味の曲作りなんてのも、また始めたいなぁと思っていたので特に違和感無くSWITCHしちゃいました。何しろLogicの開発元(emagic社)をアップルが買っちゃったのを機に別のソフトを使い始めたんだけど、使い勝手が変わって結局曲作り自体をやめちゃってたし。まぁビデオの編集と言う点ではWindowsの方が処理は早いし色もブラウン管に近いような・・・。

ま、使いたい人だけが買えば良いんでないの?マックなんてさ。
だからアップルのシェアが伸びないんだろうけど。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

良かったらフォローしてくださいませ。
Mac
役に立ったらシェアしてね
良かったらフォローしてくださいませ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました