元ネタ:「あなたは人造美女」ミス・コン資格剥奪に整形女性抗議(アサヒコム)
11万元の賞金を求めたコンテストで整形である事から決勝への出場資格を取り消された楊媛さんの訴訟が受理されたとの事。
その賠償金が5万元。賞金の約半分である。
・・・それはちょっとボリすぎかと思う。
それはそうと、整形している人とそうでない人を区別して評価すると言う点では公平性がありそうだ。少なくとも、明らかにデビュー当時と別人(そしてニンゲンと呼ぶにも悩ましい見た目)になっているMJ(整形以外の件で現在訴訟中)や、日本人タレントであれば明らかに昨年の大河ドラマの時と顔が違うU.R等、同じ名前で違う顔で出ている人たちについて、やはり区別するべきではないかとちょっと思った。
しかしだ。
僕がもっとも不思議なのはそのファンのわがままさといいかげんさである。
「いいんだ。○○さんはいつまでも○○さんだもん!」
等、現実の人間であるアイドルに、家の壁に貼ってあるポスター同様いつまでも変わらぬ笑顔を求めてしまう。求めて過ぎてしまい、妄想の世界に入ってしまうから、現実のアイドルがただの(どちらかと言うと)ゲテモノに変わっていても気が付かない節穴、アバタも笑窪と言うのは、ショービジネスの世界が発展すればするほど大きくなる歪みのような気がする。
更に困るのはポスターの中のアイドルが妄想の世界で更に大きくなり、本人とは別の人格を持ってしまう事だ。
「いや、○○さんはそんな事言わないもん!」
等のような特徴的な表現でその傾向が伺える。
結局だ。アイドルやタレントは人間として成長するにつれ、徐々に素の自分曝け出すようになるが、ファンはどんどんと自分の中だけの妄想のアイドルを大きく育ててしまう。
そういう意味では整形すると言う必死の活動は、ファンのニーズに沿った正しい活動なのかも知れないなぁ、とちょっとだけ思った。
僕個人としては整形で美しく変身した人を見慣れていないので、もし出会ってしまっても
「いいなぁ、流行のチャーミングな鼻で」とか「前の方が良かったなぁ」等、イヤミのような事を言ってしまいそうな気がしていやである。
とはいえ、お隣韓国ではプチ整形が当たり前との話を聞いたことがある。そう考えると整形なんて大したものでもないんだろうね。
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