2003-2004日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)はレガシー

 レスポンス | Response. 【COTY】スバル『レガシィ』46点差でトヨタ『プリウス』に勝つ

Ya氏からのネタ提供。

レガシーとプリウスの戦いだったってところが現在の日本の車市場を如実に露わしていると思った。

レガシーに関して僕が持っている認識だが。

僕が今乗っているR32や180SX、S14、15、FD等若かりし頃はスポーツカーを操っていたお父さんドライバーが家族の反対も受けずにスポーツドライビングを楽しめる車として選ぶのがレガシーGTじゃないかと思っている。3.0LのBOXER6を買うのはまた違ったアメリカンなお父さんだったりするのだろうが、ターボを買うターゲットは間違いなく速い車に乗っていたか、昔から一度は乗ってみたかったユーザーなんだろう。パッケージングとしても、マシンとしてのこだわりと言う意味でもスバルはマニア心をくすぐる車を出してくれる会社だと思っている。

そういう意味ではトヨタのしかもプリウスという会社的にはマニア受けが悪いが技術面で非常に面白く、これまでのトヨタのユーザーではない消費者まで取り込める車が争っている環境から、僕は日本のドライバーが車をもっと愉しみたいと思う気持ちが大きいと読んだ。プリウスの場合は速さではなく、環境性能に対する理解度と言う知的さも入っているはずだ。もちろん、財政面での余裕がある家庭、個人にしか言えない話ではあるが、いつの日か車を買わなければいけない消費者は合理的な選択に加えて、走る愉しさのようなパラメーターを選択時の指標に入れていると思っている。

ホンダの新型オデッセーが合理性に加えて、走りの魅力に力点を入れていた点もそんな背景を察知してではないだろうか?単に普通に1ボックスカーとして売るネタが無くなったとも言えるが。

スポーツカー乗りから言えば、それはランエボとインプレッサだろう。とりあえずドア4枚付いているセダンだし、無茶苦茶速いし愉しいし。そういう選択をするドライバーも多いはず。
残念ながらそこまでやる消費者は全体の中の微々たる数なわけでして、市場を動かすまでには当然なるはずもない。

僕自身がいつまでGT-Rに乗り続けられるのか、正直わからないのだが、速い車に乗っていたい気持ちはずっとかわらないと思う。なぜなら走る事が好きだし、ハンドルを握り、走りながら感じるマシンとしての車の性能やスポーツドライビングの感覚が愉しいからだ。もちろんその中には居住性や経済性などの現実味のある問題など気にしない非日常空間があるわけで、そこが車に乗っていると気分をリフレッシュできる所以だと思っている。もちろんこういう人種は車の速さが全てを支配するわけなんが。

まぁ旨い飯を食う事や新しい刺激を与えてくれる話を聞く事、絵画を観る事、どれもリフレッシュに繋がるのだが、僕を含め車好きにはスポーツカーに乗り、走る事もリフレッシュに繋がる趣味だ。

今回の結果を見て、何となくだが愉しさを求めるユーザーが増えているように思え、ちょっと嬉しかった。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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